映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。高校野球は今日が決勝ですね。
アメリカでジャズ音楽が生まれた瞬間を描いた映画を紹介します。

ニューオリンズ
NEW ORLEANS

監督
アーサー・ルービン

出演
ビリー・ホリデイ　ルイ・アームストロング　サミー・デイビス・ジュニア
アルトゥーロ・デ・コルドヴァ　ドロシー・パトリック

　ヘンリー「そのメロディ音階が変だ。That note isn't even in the diatonic scale. 」
ルイ「何か間違ったかな？ 」
「なんかすごい。フラットとナチュラルの間の音階で演奏してる。大発見さ-このタイプの音楽のために作られた秘密の音階。Something extraordinary. You are playing notes between flat and natural. It's like discovering - a secret scale just made for this type of music. 」
「Horn, did you hear what the gentleman said? ホーン、紳士の言うことが聞こえたかい？
」

つまりはその変な音階こそがジャズの音階だったわけで、ジャズがまだ世間に浸透していない戦前の話。ニックはベイスン通りの「オーフィウム・キャバレー」の経営者。店の表向きはクラシックを奏でるカジノバー、裏では黒人音楽の生演奏で客を楽しませている。ルイ・アームストロング(サッチモ)はニックの店で演奏していた。ルイの恋人でメイドのエンディは勤め先の資産家令嬢メラリーにブルースを披露し、ニックのバーに連れて行く。ニックとメラリーはたちまち恋に落ちるが。ニックがメラリーの保護者であるスミス夫人によってニューオリンズを追われてしまう。賭博から手を引いたニックはシカゴに拠点を移し、ジャズを世間に認めさせるために尽力する。
1947年のミュージカル・ドラマで、歌うメイド役でビリー・ホリデイを、バンドリーダー役でルイ・アームストロングをフィーチャーしたホリディ唯一の映画出演作。
　クラシック音楽の粋であるオペラを学んでいたヒロインがジャズに出会い、たちまちに魅了されていく。ジャズ誕生秘話を一組の男女の恋愛を絡めて描く。劇中、アームストロングが、ある歌を歌いながら彼のバンドのメンバーを紹介していく。これは、クラシック・ジャズの名手たちの事実上の紳士録となっている。歌いながら紹介されている人物は、トロンボーン奏者のキッド・オリー、ドラマーのズティ・シングルトン、クラリネット奏者のバーニー・ビガード、ギタリストのバド・スコッ、ベーシストのジョージ・“レッド”・カレンダー、ピアニストのチャーリー・ビール、同じくピアニストのミード・ルクス・ルイス。コルネット奏者のマット・キャリーとバンドリーダーであるウディ・ハーマンも、この映画の中で演奏している。


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