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December 7, 2022
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カテゴリ:フランス映画
みなさんこんばんは。日本代表残念でしたね。ベスト8の壁がまたもや。今日もモーパッサンを特集します。
今日は映画です。

映画​女の一生​を見ました。

女の一生
Une vie

ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞

監督&脚本
ステファヌ・ブリュゼ

 男爵家のひとり娘として生まれ、17歳まで修道院で教育を受けてきた清純な娘ジャンヌは、親の決めた子爵ジュリアンと結婚し、幸せな人生を送るはずだった。しかし、ある時、乳姉妹だった女中のるロザリーの妊娠が発覚。その相手は夫のジュリアンだった。それ以降、ジュリアンの度重なる浮気や母の死、溺愛する息子ポールの裏切りと、ジャンヌの人生には数々の困難が待ち受けていた。

 現代人が見たら「とてつもなく男運の悪い女性のひたすら不幸な一生を見て何が面白いのか」と思うだろう。反面教師としてモーパッサンはこの小説を書いたのか?すぐそばで行われている夫の不貞を知っても見て見ぬふりをするなど、いくらでも“賢い”選択肢があったが、賢くなるにはあまりにもジャンヌは純粋すぎ、そして無力だった。 

 乳姉妹の夫から身分を盾にほぼ強制的に関係を持たされ、果ては妊娠させられて当の本人の妻から「名前を言え」と言われるなど、どこまでも理不尽な扱いを受けるロザリーが強い。ジャンヌの恨みを受けても彼女を最後まで支え続ける彼女に対して、ロザリーどころか他の人妻にも手を出してしまうジュリアンが懲りない男で本当に情けない。ジャンヌが恋に落ちたとはいえ、両親も見る目がない。自分達が先に死ぬのだから、もう少し結婚相手の性格を見極めるべきだった。

 嘆くだけの母親と始終家にいない父親を見ていればそうなるよな、の絵にかいたような一人息子ポールの放蕩っぷりも全く悪びれてない。「あれだけ苦労した母を自分が楽にさせたい」と思うどころか、嘘八百を並べて財産をむしり取ろうとする。これも苦労させまいと甘やかしたジャンヌの責任である。ジャンヌの救いは、ロザリーという自分より遥かに逞しく賢い女性と出会えたことだけだ。

 フランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンが1883年に発表し、これまでにも何度も映画化されてきた「女の一生」を映画化。


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最終更新日  December 7, 2022 06:02:42 AM
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