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みなさんこんばんは。
二宮和也さんに第２子女児誕生したそうですね。アレキサンダー大王をリチャード・バートンが演じた映画を紹介します。

アレキサンダー大王
ALEXANDER THE GREAT

監督＆脚本
ロバート・ロッセン

出演
リチャード・バートン　クレア・ブルーム　フレドリック・マーチ　ピーター・カッシング
ダニエル・ダリュー

　紀元前４世紀。マケドニアの国王フィリッポスの息子アレキサンダーは、哲学者アリストテレスの教育を受け、勇敢な若者へと成長する。父の亡き後、20歳で王に即位したアレキサンダーは、世界統一を目指し、遠征の旅を続けるが。

オリバー・ストーン監督、コリン・ファレル主演でも映画化されたマケドニアの若き王アレキサンダーの伝記。母親からは早くから溺愛され、酒飲みの父親を超えるべき存在として注目されていたアレキサンダー。父親が母親を離婚して若い女性との間に生まれた子供が後継者と目されると、父親とも反目する。父を亡くしてからは留まる所を知らず、アジアの奥へ奥へと入り込んでいく。本国とあまり遠く離れてしまうと国が乱れるものだが、不在中の統治は行き届いていたのだろうか。後継者を残さずにアレキサンダーが亡くなる時、あれほど多くの武将が彼の耳元で名前を聞き取ろうとしたからには、その後の権力闘争のすさまじさと瓦解が予想される。CGなき頃のさぞや大変だっただろうモブシーン多数登場。

チャールトン・ヘストンは、「アレクサンダーはキャラクターとしては最も簡単で作りやすい」と言って、タイトルロールを断った。確かにあの頃立て続けに史劇に出まくっていたヘストンでもできたかも。じゃあ、ということでキャスティングされたリチャード・バートンは撮影時に29歳でが、多くの批評家は彼がすでにアレクサンダーを演じるには年を取りすぎていると言われた。確かに彼は最初の1時間は10代だが、言い争っている相手とそう変わらないんじゃないかと。アレキサンダーの母親を演じるダニエル・ダリューとも8歳しか違ってないし。そんなこんなでリチャード・バートンは非常に不満を持っており、史劇の評価を上げるために『クレオパトラ』のアントニーを演じたら運命の恋に落ちてしまったと。おそらく破天荒で嵐のような情熱を持つアレキサンダー大王を演じるには、リチャード・バートンは品が良すぎるのだ。

脚本＆プロデュース＆監督の3役を引き受けるほどこの映画にのめりこんでいたロバートロッセンは、3時間分撮影した映画が2時間23分にカットされたとき大ショックだったとか。


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