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みなさんこんばんは。世界的に有名な英国のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドさんが先月29日、ロンドン南部で死去しました。81歳。久々のデブラ・ウィンガー出演作を紹介します。


ラバーズ・アゲイン
The Lovers

出演
デブラ・ウィンガー　メローラ・ウォルターズ　エイダン・ギレン　トレイシー・レッツ

　熟年夫婦マイケルとメアリーの仲はすっかり冷え切っていた。マイケルにはバレエ講師のルーシー、メアリーには作家のロバートという不倫相手がおり、互いに離婚を望んでいる。しかし、息子ジョエルが恋人を連れて帰省することになり、離婚は先延ばしに。さらに、ふとしたことから互いへの気持ちが再燃してしまい。

　日本の熟年カップルって落ち着いている印象だけどアメリカって年齢いつになってもラブラブな描写が多いような。惰性でくっついているだけの仮面夫婦が、息子のために表面を取り繕うだけのはずが、ふとしたはずみでお互いが欲しくて仕方なくなってしまうという本作を見ているとそう思う。

マイケル「Hey, let's do something.何かしよう」
ルーシー「We're about to. First, I'm gonna do you and then, you're gonna do me. これからやるんでしょ？」
「No, let's do something we've never done before. Let's do something normal like go to the mall, or go see a movie. Something date-y. Then, we can do each other.そうじゃなくて、何か普通のこと。買い物に行ったり、映画に行ったり、いわゆるデートさ。」

　お互い不倫関係だから、ない時間を忍んで会うパートナーとの間に、より恋愛感情が燃え上がっているけれど、いざ多くの時間を過ごし同じ家に住むパートナーになると、夫婦みたいにありきたりの事をやっているうちに、しぼんでしまう。そしてまた新しい相手の方に刺激を感じてしまう。その繰り返し。だったらThe Lovers＝原題であるうちが、男女にとって一番幸せってこと？とラストを見て思った。

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