映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中国では、旧正月の春節に出稼ぎ労働者などの帰省や海外旅行客が増えていて怖いですね。今日から2日間エル・ファニング出演作品を紹介します。

ロウダウン
Low Down

出演
エル・ファニング　ジョン・ホークス 　グレン・クローズ

偉大なジャズピアニスト、ジョー・オーバニーの娘エイミーは父のことを心から愛していたが、父は薬物依存から抜け出せず、刑務所送りを繰り返していた。アルコール依存症の母とも別居が続いており、エイミーは父と同じように薬物中毒のミュージシャンや、怪しげな人々に囲まれた不安定な環境の中で成長していく。そんな中、エイミーに初めての恋人ができるが。

　「他人なら絶対見捨ててるよ」と言いたくなるくらい自堕落な父親なのに、それでもどこか優しい印象なのは、娘視点で描かれているから。やはり娘にとって父親というのは特別なんでしょうかね？父親もそんな娘の無言の願いと母親のはっきり口に出した圧を感じて、何とか元に戻ろうとするが、いかんせん周りに誘惑が多すぎる。

　実在の伝説的ジャズｃピアニスト、ジョー・オーバニーの半生を娘の視点から描いた伝記ドラマ。実際彼の名は知らないが、チャーリー・パーカーやマイルス・デイヴィスと共演したと聞くとそれなりのプレイヤーだったということだ。しかしミュージシャンはそんなにプレッシャーがあるのか。だいたい薬や酒に逃げるよね。1970年代のハリウッド。ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーがトランペッター役で出演。オーバニー役のジョン・ホークスは代役でなく自分でピアノを弾いている。グレン・クローズはジョン・ホークスより12歳上だが彼の母親（エイミーの祖母）を演じている。彼女が演じるだけでしっかりものの祖母＆母という印象を与えるのはさすが。というか母親も全然エイミーに無関心で、よくこれだけいい娘が育ったな。祖母が相当しっかりしていたんだろう。当初マーク・ラファロがオーバニー役にキャスティングされていた。


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