映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。上野動物園のシャンシャンが中国に帰りましたね。今日もガイ・ピアース出演作品を紹介します。

映画​ブラッドショットを見ました。

ブラッドショット
Bloodshot

出演
ヴィン・ディーゼル　ガイ・ピアース

アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソンは、何者かの襲撃を受けて妻ジーナとともに拉致され、襲撃の首謀者マーティン・アレックスの手によって妻を殺されてしまう。自身も撃たれて生死の境をさまよったレイだったが、とある組織のナノテクノロジーによって蘇生に成功。記憶を失ったものの、体中の血液が生物工学ロボット「ナナイト」に置き換わり、圧倒的なパワーと回復能力を持った超人へと生まれ変わる。やがて、あることがきっかけで妻を殺された記憶を取り戻したレイは、愛する妻を殺したマーティンを見つけ出し、復讐を果たすが。

　アメコミ「バリアント・コミックス」の人気キャラクター「ブラッドショット」を実写映画化。

　アクションスターのラブシーンは結構照れるのだが今回もある。「これほど愛した妻との仲を裂かれたのだから、陰惨な復讐もやむなし」と読者の共感を呼ぶための設定なのだから仕方がない。
エミール・ハーティング博士「復讐こそが、お前のような男を特別にするVengeance is what makes a man like you exceptional. 」レイ「お前は俺のような男について何も知らない!You know nothing about men like me! 」

　『トゥルーマン・ショー』のエド・ハリスしかり、今回のガイ・ピアースしかり、大体「俺が全能の神だ」なんて言い出す奴に碌な者はいない。超人で敵なしとされる彼等の生殺与奪の権を握って非情な命令を下す。ガタイがそんなに大きくなくても対抗できる知能派ラスボスは、お約束として正義を重んじる主人公と相容れない。クライマックスは両者の対決というわかりやすい展開。

エミール・ハーティング博士「お前のナノマシンはダウンした。あとはレイ・ギャリソンしか残らない！Your nanites are down. All that's left is Ray Garrison! レイ「Ray Garrison: And that's enough. それで十分だ」

しかし見方を変えればレイは死んでもその超人的なガタイを兵士として使われる可哀想な人だがいかにもアメコミで圧倒的破壊シーンによってその空しさを払拭してくれる。

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