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カテゴリ:海外のミステリー&ファンタジー小説
みなさんこんばんは。第76回カンヌ国際映画祭でアウト・オブ・コンペティション部門出品作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公式会見が行われ最後のインディ・ジョーンズ役を務めたハリソン・フォードが前日の公式上映での名誉パルムドール受賞やスタンディングオベーションを思い出し、感極まって言葉を詰まらせる一幕がありましたね。引退した高齢者たちが事件に挑むシリーズ2作目を紹介します。
木曜殺人クラブ 二度死んだ男 ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス The Man Who Died Twice リチャード・オスマン 邦題も現代も007を意識しているようだがタイトルの意味はラストまでお待ちを。但し今回は前回と異なりMI5も絡んでくるため、多少007っぽくてもいいかも。 老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2000万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤ とスパイ、凶悪な犯罪者たちにまつわる国際的な大事件に巻き込まれる。果たして彼らは解決することができるのか? そして補足情報。エリザベスに助けを求めてきたのは彼女の元夫にして諜報員で、エリザベスもかつては組織に属してきた。ここで前巻の妙に動じない彼女のバックグラウンドが明らかに。語り掛け口調と三人称視点の混在構成は本巻でも継続される。あまり効果を挙げているとは思えないが、作品自体が堅くなりすぎるのを防いでいるのだろう。会話のテンポが良いので最初から映像化を想定して書かれたのかも。スティーヴン・スピルバーグの映画会社が権利を獲得したとか。主演のエリザベスはヘレン・ミレンがぴったりだ。ダイヤモンド問題はそれこそ諜報機関を巻き込む大問題だが、サイドストーリーで、メンバーの一人イブラハムが町の若者に乱暴される事件がある。イブラハムという名前からユダヤ人だろう。過去の記憶も影響してか、トラウマでなかなか外に出られない彼を再生させるというテーマもある。こちらは中高年特有の問題だ。彼等に協力する気のいいポーランド人ボグダンもその能力の源泉が気になる所だ。シリーズ化されるようなのでその過程で明らかにされるだろう。 木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (ハヤカワ・ミステリ) [ リチャード・オスマン ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 8, 2023 12:07:58 AM
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