映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。タレントのりゅうちぇるさんが亡くなったと報じられ自殺とみられていますね。
映画あの日のオルガン​​を見ました。


あの日のオルガン​
Organ

出演
橋爪　功　戸田恵梨香　大原櫻子　山中　崇　堀田　真由　福地　桃子　佐久間　由衣
田畑　智子　松金　よね子　三浦　透子 　夏川　結衣　田中直樹　林家 正蔵

監督＆脚本
平松恵美子

　1944年、第2次世界大戦末期の東京。警報が鳴り、防空壕に非難する生活が続く中、品川の戸越保育所では園児たちの安全を確保するため、保母たちが保育所の疎開を模索していた。ようやく受け入れ先として見つかった埼玉の荒れ寺で疎開生活をスタートした若い保母たちと園児たちは、日々噴出するさまざまな問題に直面しながらも、互いに励ましあいながら奮闘していく。

　太平洋戦争末期、20代を中心とした若手保母たちが、子どものいのちを守るため、53人の園児を連れ、まだ誰もやったことのなかった集団疎開を敢行したいわゆる「疎開保育園」の事実はあまり知られていない。第2次大戦末期に保母（保育士）たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を映画化。

　学童疎開に行った子供達の食糧は、当然ながら疎開先が準備する。ただでさえ食糧難なのに食べ盛りの子供達を受け入れるなんてとても大変だっただろう。子供達がおねしょしたのは環境が変わったせいもあるが、寺がとにかく寒かったからでは。暗くて怖くてトイレに行けなかっただろうし。保母は若い女性なので、年ごろならば恋もする。それでも「色目を使った」と悪い風に受け取られて若い恋は破れる。個人的感情まで犠牲にした先生たち。そのおかげで子供達は東京大空襲を逃れられた。その代わり東京にいた両親たちは亡くなってしまった。どちらがよかったのだろう？生きた方がいいに決まっている。その後の人生もそうあって欲しい。

　中に一人だけどじっこ先生がいて大原桜子が演じている。曇りのない彼女から見た戦争の理不尽さを描くと共に、未熟な彼女が一人前に成長していく成長譚でもある。



あの日のオルガン [ 戸田恵梨香 ]​​楽天ブックス