映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。大相撲は豊昇龍が優勝しましたね。今日は冴えない探偵が秘密に迫るノワールもの映画を紹介します。

ブロークンシティ
Broken City

出演
マーク・ウォールバーグ　キャサリン・ゼータ・ジョーンズ　ラッセル・クロウ　
ジェフリー・ライト　バリー・ペッパー　グリフィン・ダン

2005年、ニューヨーク市警の巡査だったビリー・タガートが殺人の容疑者をボルトン・ビレッジで射殺。殺人罪で訴えられたビリーだったが、正当防衛を主張し不起訴処分となった。しかし、上司の警察署長フェアバンクスのもとにビリーにとって不利な証拠が待ち込まれる。フェアバンクスはニコラス・ホステラー市長と相談の上、証拠を握りつぶす代わりにビリーを辞職させ、事件を葬り去ることに。それから７年後、ビリーは私立探偵として働いていた。一方、ニューヨークでは次期市長選挙を控え、再選を狙う現職のホステラーと対立候補のジャック・ヴァリアントの接戦となっていた。そんな中突然、ビリーの元にホステラーから連絡が入り、選挙までに妻キャサリンの浮気写真を撮れ、という依頼が入る。ビリーは５万ドルの報酬で調査を承諾。その後、ビリーが助手ケイティと共に調査を進めたところ、ホステラーの対立候補の選挙対策本部長アンドリュースが浮気相手だと判明。その調査結果を報告した矢先、アンドリュースが何者かに殺されてしまう…。そして、事態はさらに意外な急展開を遂げ。

　たかが市長職と思うかもしれないが、全米最大大都市NYの市長職となれば、そこから更なる権力の高みにのぼっていく足掛かりであるから疎かにできない。人との付き合いが増えるので、便宜を図る場面も増える。

　最初ホステラー市長はNY市民に幸福を、富裕者には利益をもたらす理想の政治家として視聴者の前に現れる。対立候補バリー・ペッパーよりラッセル・クロウの方が恰幅がいい。ましてや市長の妻と浮気しているというスキャンダルが発覚すれば、弱々しい市長候補など吹けば飛んでしまう。だが、そんな小さな目的のために市長が浮気調査をするはずもなかった。

　かつて市長に便宜を図ってもらったことのある元刑事にして私立探偵が、やがて彼と対立していくストーリーは定番通り。最初ビリー役はマイケル・ファスビンダーにオファーされたが断ったのでウォルバーグに回ってきた。まあ君も眉間に皺が似合うよね。


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