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September 8, 2023
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みなさんこんばんは。俳優キアヌ・リーヴスが所属するロックバンド「Dogstar」が、日本テレビ系の情報番組「DayDay.」(月~金、午前9時~)に明日生出演することが、番組公式X(旧Twitter)で発表されました。今日から2日間中国を特集します。今日は中国ドラマです。中国ドラマコウラン伝 始皇帝の母​を見ました。

■キャスト
キャスト:役名
ウー・ジンイェン:李皓鑭
ニエ・ユエン:呂不韋
マオ・ズージュン:嬴異人
ハイ・リン:雅王女
ニン・ジン:厲王妃

■スタッフ
製作総指揮/脚本:ユー・ジョン
監督:リー・ダーチャオ
脚本:アー・ディ
次回予告

■あらすじ
春秋戦国時代の中国。秦と趙では相次いで争いが勃発していた。趙の国の都、邯鄲の名家で育った聡明で美しい娘、李皓鑭は、継母の陰謀によって一家離散してしまう。地位も名誉も失われた皓鑭は売りに出されてしまう。彼女を買ったのは大胆な野望を持つ秦国の商人、呂不韋だった。皓鑭と呂不韋は、知恵を頼りにあらゆる陰謀を撃退し、いつしか互いに惹かれていく。2人は、趙で人質として暮らす秦の国王の孫、嬴異人と出会い、彼を祖国に帰して王座に就けようと動きだす。異人もまた皓鑭に恋心を抱きはじめるのだった

第1話
趙国御史・李赫の娘、李皓鑭は政略結婚から逃れるため、恋人の趙国王子・蛟に助けを求める。だが、皓鑭の義母で趙国御史の正妻・高敏の計略により、王子には会えず、川に沈められてしまう。半月後、一命をとりとめた皓鑭が李家に戻ると、婚礼の準備が進められていた。その裏で、高敏が皓鑭の実母を殺し、皓鑭を家から追い出す。皓鑭が李家で最後に目にしたのは婚礼姿の妹の岫玉と蛟王子だった。奴婢となった皓鑭は、衛国の豪商・呂不韋に買い取られる。

第2話
李皓鑭は街で雲燕の母親に出会う。雲燕の母親は目が見えず、ぞうりを売って生計を立てていた。雲燕に恩義を感じる李皓鑭は、雲燕の母親のもとに身を寄せ、ぞうり売りを手伝う。ある日、李皓鑭は街で李岫玉に出会い、母親の墓所を聞き出す。教えられた場所に行くと、そこには父親の李赫がいた。李皓鑭は、父親が全てを承知の上で黙認していたと悟り、衝撃を受ける。一方、虞浩は父親の面目を潰した李皓鑭を恨み、報復の機会をうかがう。

湖に石つけて投げ落とされるわ(偶々見ていた人に救われたって運良すぎ)娘を探す母親はあっという間に井戸に投げ落とされ恋人は妹に奪われ再婚相手のドラ息子には放火されて母と慕う女性を殺される。初回から不幸の釣瓶落ち状態。しかしストーカー気味に現れる呂不韋に助けられ復讐心に火が

第3話
呂不韋の屋敷へ来た李皓鑭は、邯鄲一の楽師の下舞いの腕を磨いていた。そんなある日、呂不韋は心に秘めていた計画を皓鑭に告げる。皓鑭は呂不韋の野望のために利用されることに腹を立てるも、皓鑭からの交換条件を呂不韋がのむことで2人はお互いの目的を達成させるべく手を組むのだった。そして、最初の足掛かりとして皓鑭は丞相の屋敷で開かれる宴に舞姫として送り込まれる。だが、皓鑭は李赫により強引に李家へ連れ戻されてしまい。

第4話
李家に連れ戻された皓鑭は、再び虞司寇に嫁がされそうになり、錯乱を装って婚姻を逃れようとしていた。その頃、秦の進軍に伴い投獄された異人と、秦の間者の疑いで囚われた呂不韋は、牢の中で出会う。二人は多くを語り合い、処刑までの時間を共に過ごすのだった。異人に思いを寄せる雅王女の存在と、呂不韋の配下・司徒缺の働きにより、異人と呂不韋は無罪放免となる。再び高敏に命を狙われた皓鑭は、捨て身の策で逃げ切り、呂不韋の元に戻る。

もうタイトルは「危うし!コウラン」でいいんじゃないと思うくらい毎回命を狙われる。継母と妹が狙ってるというのにほいほい外出するんじゃないよ。しかしあの狂った振りで騙される方も騙されるほうだ。呂不韋と異人ファーストコンタクト。異人竹藪で琴を奏するのに屏風のなぜ

第5話
呂家の舞姫・瑶姫は皓鑭を妬み、呂不韋の父・呂鑫に皓鑭のせいで呂不韋が投獄されたと告げ、皓鑭に盗みの罪をきせて呂家から追い出すことを提案する。だが、呂不韋が皓鑭の疑いを晴らし、反対に瑶姫が呂家を追われてしまう。皓鑭に対する不信感がぬぐえない呂鑫に、呂不韋は自分の野望と、皓鑭の必要性を熱く訴えるのだった。呂不韋が皓鑭を利用して異人に近づく一方で、皓鑭に嫉妬した雅王女は、趙王に皓鑭が献上されるよう画策する。

第6話
李皓鑭が王様の前で舞いを披露することになる。恐怖を抱いた李岫玉は、母親の高敏に助けを求めた。宴の当日、王様が李皓鑭の舞いを堪能していると太卜が現れる。太卜は、5月5日生まれの李皓鑭は災いの元であり、いけにえにすべきだと訴える。太卜の話を信じた王様は、翌日の夜に祭祀を執り行い、李皓鑭を神にささげることに決めた。呂不韋は、李皓鑭の主として王様のもとに参上し謝罪する。償いに持参したのは、吉兆といわれる白い鹿だった。

今週もやってきた「コウラン危機一髪」不吉な女性呼ばわりで生きたまま焼かれる。しかし呂不韋が衣を渡すとあら不思議白衣で復活。答えはマジシャンでした。自分を陥れた相手にきっちりリベンジする所は似た者同士の皓鑭呂不韋。皓鑭の舞は五輪で新体操メダリスト輩出の国

第7話
呂不韋と嬴異人の助力により生き延びた李皓鑭は、自分を殺そうとした太卜に仕打ちをすべく、神からさずかったという言葉により成敗する。そして、李皓鑭は趙丹に見初められるが、王妃が自分のそばに置きたいと申し出たために、旭日宮に仕えることとなる。一方、蛟の心が依然として李皓鑭に向いていることを快く思わない李岫玉は母親に泣きつき、以前より旭日宮に仕える女官蕭紅葉を利用して李皓鑭を追い詰めようと画策するのだった。

第8話
異人の実母・夏姫に異人の救出を訴えるため、司徒缺が秦の咸陽にやって来る。夏姫は異人の名を使って血書を作り、異人の実父である安国君に渡す。異人の孝心に打たれ、安国君は異人を国に戻す策を講じることを夏姫に約束するのだった。邯鄲の宮中では、皓鑭が女官の蕭紅葉が仕掛けたわなにはまるも、呂不韋の機転により危機を脱する。秦軍が趙に攻勢をかけ、異人が窮地に立つ中、秦軍の後退を告げる急報が趙王のもとに届く。

異人の両親登場。絶世の美人とされる夏姫とは別人だが賢く自らの血書で子沢山の安国君に異人をアピール。「コウラン危機一髪」王妃の浮気現場を目撃させられ彼女の眼の前であわや首を絞められ…という所で呂不韋に操られた王登場。寝取られ男とも知らず皓鑭の許しを求める王。

宮城谷昌光 「孟夏の太陽」 の大ファンなので滅びの一歩手前だった趙氏が王になっているのは喜ばしいのですよ。しかし末裔は浮気してたりちょろく夢解きに騙されたり秦に滅ぼされるべくして滅ぼされる大国なのだな。

第9話
王宮で侍女が次々と病に倒れ、皓鑭が原因究明に乗り出す。皓鑭は蕭紅葉が井戸に毒をまいたことを突き止めたが、逆にわなにはまり、犯人に仕立て上げられ王妃の前で裁かれることに。だが、殷医師の協力などにより、皓鑭の無実は証明され、蕭紅葉は処刑される。そうした中、蜀侯夫人が息子と共に秦から趙に戻ってくる。王妃と夫人は昔、趙王を取り合った仲。怨恨が引き金となり周囲を巻き込んだ暗闘が始まる。

第10話
李皓鑭は雅王女の怒りを買い、20回の棒たたきを受ける。だがこれは蜀侯夫人に接近するための李皓鑭の策だった。それに乗じ雅王女は皓鑭を陥れるために、蜀侯夫人に李皓鑭の名で白桃を贈る。これが内通の証しとなり、李皓鑭は投獄されることに。李皓鑭の身を案じた嬴異人は牢を訪れ、治療のために殷医師を呼ぶ。一方、呂不韋は逃亡した蜀侯夫人を捕らえて厲王妃に引き渡す。だが厲王妃は李皓鑭の忠心を知っても、助けの手を差し伸べようとはしなかった。

「危うし!コウラン」今回もいきなり毒薬を入れた犯人に仕立てられるわ、王妃から「王を巡るライバル(実の妹)を10日以内に何とかして」(王女様はっきり殺してと言ってましたがな)と無茶ぶりされ呂不韋に「好きだからだ」と告白されるハラハラドキドキ宮廷生活。

第11話
司徒月が李皓鑭の記した竹簡を燃やしていると趙王が通りかかる。証拠隠滅を疑った趙王はその中の一つに目を通すと、そこには自分と王妃の長寿を願う言葉が記されていた。そこで司徒月から、皓鑭は国のために尽力していたと聞いた趙王は牢へ向かう。趙が秦に包囲されてひと月がたったある日、前線に援軍を送ることが決まる。それには食糧と多額の資金が必要となるのだが、蛟はその調達の任に呂不韋を推挙し。

第12話
趙王から兵糧と資金の調達という大任を仰せつかった呂不韋は知恵と工夫で難題を解決し、王に称賛された。趙王ら王族一行は戦勝祈願の祭祀を行うため、馬服山の離宮に滞在する。そこへ魏の使者と楚の太子が兵を引き連れ、雅王女に求婚するためと称してやって来る。寝耳に水の出来事に驚く趙王たち。秦に対抗するために3国同盟の道を模索していた趙王は窮地に立たされる。一方、異人に思いを寄せる雅王女は望まぬ婚姻から逃れようとして。

「危うし!コウラン」毒を飲んで妹のせいにしてやっと死刑を免れたはいいが今度は王の側室候補に。孟嘗君に倣い徴税ではなく与えることで民から金も兵も集めた呂不韋。タッグを組んだ呂不韋とコウランの倍返しで趙雅に二人の求婚者現る。

趙で「廉頗将軍が頑張っている」から戦費と兵士をという話が出てくるが、対する若き秦の将軍は白起か。刎頸の交わりで知られる廉頗将軍も晩年は不遇。一方白起も生き埋め伝説を残す苛烈な将軍で不遇な最期を遂げる。

第13話
李皓鑭の策により魏軍と楚軍を追い払うことができたが、その隙に呂不韋は嬴異人を連れて秦に逃げようとする。しかし追いかけてきた蛟王子に捕まってしまう。だが、その場に雅王女が現れて蛟王子を説得し、嬴異人たちは無事に放免される。蛟王子は地位を固めるため、李岫玉の従兄であり趙王にも重用されている高昊陽と懇意になろうと試みる。嬴異人たちが再び逃亡を企んでいることを知った李岫玉は、蛟王子の力になりたい一心で行動を起こす。

第14話
秦への逃亡を再度試みた呂不韋と嬴異人だが、李岫玉に見つかり再び窮地に陥る。だが、呂不韋の機転により、土壇場で反撃に転じ、岫玉が処刑されることに。一方、前線では秦の猛攻を受け、趙は苦戦を強いられ、手詰まり状態が続いていた。そうした中、趙王が刺客に襲われる。李皓鑭がすぐに駆けつけたものの、趙王は首を絞められ意識を失っていた。趙王の意識は戻らぬまま、皓鑭は刺客として捕まってしまう。

岫玉皓鑭の笄で自害。笄を自死の道具に使ったのは岫玉の恨みの表れでありこの時岫玉は皓鑭を呪った。その呪いはすぐに成就し王を狙い刺客が来た時に居合わせた「コウラン危機一髪」妹死んだばかりなのに呂不韋の台詞で思い出し笑いとかしてるからだよまったくもう。

趙王が「廉頗将軍あいつは使えねーな」とディスリまくっているが実は彼の籠城策は人手も兵糧も不足した中で最良の策。この後秦に若く経験不足の趙括が総大将になるように仕向けられて趙は凋落の道を歩む。全く上がバカだと下が苦労する。

第15話
襲撃の唯一の証人である趙王の意識はいまだ戻らずにいた。ぬれぎぬを着せられた李皓鑭を助けるため、殷小春は必死に趙王の治療に当たる。だが王医師に治療の方針を非難され、主治医を取って代わられてしまう。一方、嬴異人を秦に戻す方法を模索していた呂不韋は、宮中で残飯を入れる大きなおけを乗せた荷車を目にし、ある策を思いつく。そしてこれが最後の機会だと嬴異人を説得し、逃亡を成功させる鍵となる人物のもとを訪ねるのだった。

第16話
呂不韋は李皓鑭を助けるために趙へ戻り投獄された。嬴異人は2人を助け出すため、羽王子に殷小春を捜し出すよう頼む。羽王子に助けられた殷小春は、趙王が昏睡した原因は王医師が処方した半夏であることを突き止める。だが罪を暴かれた王医師が自害したため、趙王に毒を盛らせた黒幕を突き止めることはできなかった。呂不韋と皓鑭を何としても始末したい蛟王子は、2人がただならぬ仲であるといううわさを流し、趙王の呂不韋への信頼を揺るがそうと画策する。

蛇を自在に操る殷小春。ひええ蛇女!と逃げるどころかフォーリンラブの岫玉の従兄高将軍。温厚羽王子狡猾蛟王子よりも王妃が買っているのは知恵の回る雅王女や自分の力で生き抜くタスクを常にクリアする皓鑭。シスターフッドみが。

皓鑭の顔も見ずに牢でいきなり刺され不覚をとる呂不韋。「美女と権力どちらかを選ぶ時が来ているのでは」異人も呂不韋の思いに気づきライバルだと思っている。「あなただけだと思ってるの?」挑発する皓鑭。残飯桶の中に入れられるただのヨッパライ公乾将軍。

趙の衰亡史でもある。宮城谷昌光 「孟夏の太陽 」で家臣との強い絆で生き残り晋の宰相からやがては一国の主になる様を見ていただけに末裔のダメダメぶりには目を覆うばかり。

第17話
嬴異人の妙案によって、呂不韋と李皓鑭の仲に対する趙王の疑念は晴れた。趙王の側室になることを恐れた皓鑭は、呂不韋の協力のもと、里下がりの機会を利用して王宮から脱出する。王宮を出た呂不韋と皓鑭は互いの思いを確かめ合い、2人で趙国を出ることを約束するのだった。皓鑭は父・李赫の哀願を受け、李赫の誕生祝いの宴に出席するため、ひとまず李家に戻る。だが、高敏による命をかけた わなにはまり、母殺しの疑いをかけられてしまう。

第18話
絶世の美女と称される韓瓊華が韓から趙丹に献上され、そのあまりの美しさに趙丹はすぐにとりことなる。だが韓瓊華は故郷を恋しく思うあまり病になる。殷小春の治療により韓瓊華は回復するが、韓から随行してきた侍女も同じ病を患ってしまう。韓瓊華は自分のために用いた薬の二番煎じをその侍女に飲ませていると知り、殷小春を罪人所に入れる。李皓鑭はそんな殷小春のもとに差し入れを持って訪れるが韓瓊華に見つかってしまい、理不尽にも罰を受けることとなり…。

「金と権力しか興味ないのね」と言われ思わず皓鑭の手を取る呂不韋と縁日デート。ここで終われば二人が結ばれたのに。bあっという間にバレる高敏の死。呂不韋は頼りない父しょうこりもない義母と家族にうんざりしていたから捨てられたが呂不韋には捨てられないものがあった。

皓鑭の宿下がりをニコニコしながら許す趙王。この猶予が後の韓瓊華の割り込む隙を作る。自分と呂不韋いずれがいいか皓鑭に聞き無邪気に「異人様」を選ぶ彼女に強引に迫ることなく「二度と会いに来るな」と優しくかつ厳しく言うあくまで紳士の異人。

自分の命(絶対死んでやる詐欺だ)や使用人の命(とばっちりもいいとこだ)を盾に呂不韋をやっと引き止めたのに事情を知らず雨の中佇む皓鑭の前では偉く威勢がいい呂鑫。こうして結ばれるかもしれない二人の縁は消えたのだった。

都に帰る日ばったり会った呂不韋と皓鑭の後ろで「雨降ってんのに痴話喧嘩やめてくれ」オーラかます護衛達うける。呂不韋を期待し韓瓊華の鞭打ちを受けた皓鑭と胸の内(泣いてるのではなく怒ってる、ナイス指摘)を知りながら背中に薬を塗りフーフーまでしてくれるスパダリ異人。

第19話
韓瓊華は李皓鑭に宴の準備を一任する。だが与えられた銭はわずか1000金だった。金策に悩む皓鑭は嬴異人の居所に向かう。異人は王宮に関わった物は値段が跳ね上がることを指摘した。それを聞いた皓鑭は女官たちから不用品や残飯を集める。集めた品々を王族の使用品と偽り競売にかけた結果、皓鑭は宴の準備に必要な銭を工面することができた。ある日、呂不韋の父親である呂鑫が捕縛され、流刑を言い渡されてしまう。

第20話
蛟王子の謀略などにより、呂不韋は身を切る思いで李皓鑭に決別を言い渡す。別れのつらさを紛らわそうとするかのように、宴の準備に没頭する皓鑭。その一方で、蛟王子が新たな謀略を画策し、呂不韋と皓鑭の不仲に乗じて皓鑭に近づく。不穏な空気を察した呂不韋は、羽王子に宴の席を利用して蛟王子を暗殺することを持ち掛け、羽王子もこれに同意する。だが、宴で命を落としたのは蛟王子ではなかった。

「宴を成功させれば昇進できるわよ」と言っときながらやはりいいことばかりではなかった韓少妃。ただ金を出してやる呂不韋ではなくアイデアを提供する異人ポイント高し。残飯も王宮ブランドで高値で売れる。異人薬を持ってきてくれた雅王女に塩対応で皓鑭には笑顔を向ける。

「本来なら財産没収の上一族皆殺しだが」趙勝さらっと恐ろしいことを。蛟王子の罠にはまる呂不韋。「皓鑭さんは旦那様がいなくても平気そう」司徒月もっと言ってやれ。というか皓鑭は呂不韋の父の死を知らんのか。呂不韋に受けた恩を熱く語る司徒月。厚かましい蛟王子。

第21話
宴で出された料理に毒が盛られていたことが判明するも、最も疑わしいと思われた料理人は姿をくらませていた。だが雲尺素は、趙王と羽王子が死んで最も利を得るはずの蛟王子に疑いの目を向け、趙王に訴える。その訴えを聞いた趙王もまた蛟王子に疑念を抱き幽閉してしまうのだった。そんな騒動の中、各地を遊歴していた逸王子が王宮に戻ってくる。久しぶりの再会に心を躍らせる殷小春と逸王子だったが、ある日、殷小春が韓瓊華の宮殿に呼ばれ。

第22話
李皓鑭は殷小春の命と引き換えに、韓の間者の名前が書かれていた4枚の布を韓瓊華に渡す。羽王子は、布の情報をもとに6人の男たちを捕縛した。だが6人が韓の間者ではなく燕の商人だったため、羽王子の面目は丸潰れになる。羽王子は激怒して皓鑭を殺そうとするが、嬴異人の説得により冷静さを取り戻す。蛟王子は再起するため病を装うが、そのたくらみを見破った王妃は過酷な命令を下し。

韓少妃登場後「皓鑭危機一髪」に加え「殷小春危機一髪」も増えてきた。逸王子放蕩と言われる割には羽王子にぶっとばされる。高将軍思わぬ若造ライバルの登場にイライラ。借りがあるとは逸王子に対してか殷小春。重病を装う皇子に「20年前の王の方がうまかった」と王妃。

韓少妃のせいでかわるがわる罪人所に送られる皓鑭と小春。しかし結構織物やったり居心地良さそう。女性専用?ファムファタル韓少妃羽王子落としにかかる。異人は秦にとって好機だから企みを知りつつ黙っていた?長城を守っている孤軍奮闘廉頗本当に可哀想なんだけど。

第23話
韓少妃の嫌がらせがもとで、李皓鑭は趙王の怒りを買い、罪人所に送られてしまう。呂不韋は皓鑭を救い出そうと、羽王子に趙王への口添えを頼むが期待した返事は得られなかった。こうした中、王妃付の皓鑭を利用して王妃の追い落としを図ろうと梅少妃と雲少妃が皓鑭に近づく。雲少妃の巧みな誘導で、皓鑭は王宮からの脱出を図ることになった。しかし、王宮から出ようとする皓鑭の前に、王妃が突然現れ、皓鑭は再び捕らわれの身となる。

第24話
前線では、一向に応戦しない廉頗将軍率いる趙軍に秦軍がいらだち始め、趙もまた守りに徹し続ける廉頗将軍に頭を抱えていた。そして重陽の節句が近づいていたある日、蛟王子から秦との和議の提案がなされ、使者として呂不韋が推挙される。呂不韋は最初こそ拒むものの、嬴異人を秦に帰還させることを条件に使者となることを受け入れるのだった。そんな中、重陽の節句を迎え、趙王はじめ王宮の者たちはしきたりに従い挿箭嶺へと向かうのだ。

背中に蠍を置かれたり思い切り頭を壁にぶつけられたりここは王宮なのか韓少妃登場でアウトレイジ味を増す趙。あっさりハニトラにかかるちょろい羽王子。何もかもお見通しの王妃の賢さで少妃一掃。皓鑭のためとはいえ雨中の琴演奏は琴が可哀想だ異人。

やっと登場苦労の人廉頗将軍。恋バナとして王と自分の過去を語る王妃。脱出の機会はぽしゃりまたもや趙にいる3人。負傷するも異人を気遣う皓鑭のため隠す呂不韋に「旦那様言わなさすぎ!」不憫がる司徒月。羽王子負傷で焦る蛟王子。

第25話
重傷を負った羽王子は、趙王の同情と信頼を得た。それを見た蛟王子は危機感を募らせる。呂不韋が秦へ出立する前夜、李皓鑭は送別の宴を設けた。だが皓鑭は、呂不韋の命が危ないと知りつつ、引きとめようとしない。そんな皓鑭の姿に呂不韋は深く傷つく。しかし2人の気持ちを知っている司徒月の立ち回りにより、皓鑭と呂不韋はついに互いへの熱い思いを打ち明け合うことに。必ず戻ると約束して秦へ旅立った呂不韋だったが、途中で刺客に襲われる。

第26話
趙の都・邯鄲に呂不韋が刺客に襲われ命を落としたとの報が伝わり、李皓鑭は失意の底に沈む。だが、呂不韋は機転をきかせて敵の目を欺き何とか生き延び、秦の都・咸陽に到着していた。呂不韋は秦王の孫の1人である嬴子傒の歓待を受けるが、ふた月たっても、病気がちの秦王に代わって政をつかさどる太子・安国君に謁見できず焦りを募らせる。一方、失意の皓鑭は嬴異人の必死の励ましもあり、呂不韋の死の真相を突き止めるべく立ち上がる。

扉を閉めたり開けたり皓鑭を呼びにいったり玉佩を河に投げたり大忙しで意地っ張りの二人をやっと結び付けた司徒月ちゃんお手柄。負傷した事ですっかりお気に入りになった羽王子に大喜びの雲少妃だが息子には悪女がついてますよおかーさん。韓瓊華はある意味愛国者か。

皓鑭も異人も雨中で愛を叫ぶ。呂不韋を思って嘆く皓鑭を見ている異人も辛い。2人の見せ場だというのはわかるが回復しないと言われてるのに雨中に長時間いるなんて自殺行為だ異人。宣侯夫人白テンコートを貰って若い燕を袖に。次回はいよいよ華陽夫人登場。

第27話
雅王女の策略により衛兵との仲を疑われた李皓鑭は衛兵との婚姻と幽閉の選択を迫られていた。するとそこへ嬴異人が現れ、思わぬ方法で皓鑭を危機から救うのだが、異人の言葉に雅王女だけではなく皓鑭も戸惑うのだった。一方、秦の国にいる呂不韋は宣侯夫人の取り次ぎにより、夫人の妹である華陽夫人となんとか面会できることに。華陽夫人と太子との間に子がいないことに目をつけていた呂不韋は、ある提案を華陽夫人に持ち掛け。

第28話
李皓鑭と嬴異人の婚儀が執り行われた。その晩、雅王女は皓鑭に襲い掛かるが、異人に制止される。雅王女は失意の中、2人への報復を誓うのだった。趙と秦は長引く戦に頭を悩ませていた。趙王は持久戦を続ける廉頗を罷免して、趙奢の息子である趙括を前線に送る。だが趙括は、秦の将軍である白起の策にはまり、趙の45万の大軍もろとも窮地に陥った。秦では呂不韋の狙いどおり、華陽夫人が異人を養子に迎えようと安国君に働きかける。

呂不韋が死んで皓鑭もいなくなれば異人様は私と結婚してくれる!とかけた罠が逆に異人と皓鑭を結婚させることになり刃物を持っておしかける雅王女。その前に交合人形ではっとしてた皓鑭。呂不韋の死の真相を確かめるのでなく生死を確かめる方向転換してればよかったのに。

生死も隠し交渉に臨むのは愛する皓鑭を迎えにいき奇貨異人を王位につけ権力も愛も手にしたいから。でもそううまくはいかない呂不韋。司徒缺の言うように知らせを送っておけば。華陽夫人韓瓊華趙王妃とアグレッシブな女性陣に押される男性陣。安国君さっさと怒りの鉾をおさめる

地味に白起将軍も登場。のち子傒を推す范雎と対立するため今が彼のピーク。皓鑭の台詞にもあったように溺れさせる・斬首など兵力殲滅に傾き捕虜を取らないため残虐のイメージが強いが将軍としては誠に有能。そんな恐ろしい男の娘白霊児をふんじばる呂不韋。

第29話
呂不韋は秦で華陽夫人に渡りをつけることに成功すると、すぐに秦を離れ、趙への旅路を急いだ。その頃、趙は長平で秦との戦いに惨敗し、国都・邯鄲に戦火が及ぼうとしていた。邯鄲に到着した呂不韋はすぐに李皓鑭のもとに駆けつける。呂不韋は皓鑭が嬴異人に嫁いだことを知ると激怒し、何もかも投げ捨てて、皓鑭と2人で趙を脱出することを決意する。一方、異人は敗戦の罪を一身に背負わされて、処刑されることになり。

第30話
嬴異人の処刑が決行されようとしたその時、呂不韋が秦の太子から預かったという玉符を手に現れる。そして趙王に異人は華陽夫人の養子となり秦の正統な世継ぎとなったことを告げるのだった。李皓鑭への思いを断ち切れずにいた呂不韋だったが殷小春から今回の事のてん末を聞き、新たな決心を胸に抱き、羽王子のもとを訪ねる。そして韓瓊華を交えて手を組み蛟王子に対抗することに。一方、異人は皓鑭と少しずつ心の距離を近づけようと努力し。

蛟王子への復讐&異人を生かすために韓瓊華&羽王子と手を組む呂不韋。公開処刑される時に異人を捨てきれなかったのは皓鑭への愛もさることながら権勢に繋がる奇貨を捨てられない性分。痛恨の皓鑭の別れで酒浸りになる呂不韋が韓ドラの男主みたいになっているぞ。

衆人環視のもと愛を叫ぶ皓鑭。なぜか皓鑭に対してシスターフッド発動するハニトラは任せろ韓瓊華。一度は侍女に言われて異人を助けに行ったものの皓鑭と彼女を庇う異人を見て「一緒に処刑すべきよ!」と逆上する雅王女。趙王血を吐いてた割にはその後元気だな。

連絡する時間はあったのに大望を優先したことを知った皓鑭。そりゃあれほど苦しみにのたうち回ればこの表情になる。女性生理に詳しい異人様物語で密かに株上げにかかる。自分の気持ちを無視して譲るの譲らないのと「二人で仲良くやってればいい」と異人呂不韋に怒る皓鑭。

第31話
李皓鑭と嬴異人は正真正銘の夫婦になり仲睦まじく暮らしていた。秦軍が撤退したことを聞いた趙王は、燕との戦に備えて軍の指揮を執る者を募る。名乗り出たのは、幽閉されていたはずの蛟王子。だが蛟王子の真の目的は、兵権を掌握して謀反を決行することだった。蛟王子に協力する雅王女は、異人を呼び出して監禁してしまう。身動きが取れなくなった異人は琴を弾いて、危険が迫っていることを皓鑭に知らせようとする。

第32話
謀反を起こした蛟王子は、全軍を動かすために必要な“虎符”を渡すよう趙王に激しく迫った。趙王は持病の発作を装い時間稼ぎをしたものの、結局、虎符を蛟王子に渡す。だが、軍を動かすには廉頗将軍が持つ虎符の片われが必要だった。蛟王子は趙王に“羽王子が謀反した”とする偽りの親書を書かせ、趙王が持っていた虎符と共に廉将軍のもとへ送る。親書と虎符を受け取った廉将軍は王命に従い、軍を率いて王宮にはせ参じた。

本作も折り返し点。31話で「民が苦しんでいるのに美姫に溺れている」と息子にディスられていた趙王母が父を殺すトラウマに悩んでいた時にタイミングよく起こるクーデター。王妃かっこいい。虎符を要求する王子。こういうの中国ドラマよくありますね。『上陽賦』 でも虎符登場。

虎符のありかといい茶碗を捨てるとすすすと動く檻といい忍者屋敷のような趙王宮。自分に悪意を持ってるとわかってるならホイホイ姫の所へいくなよと思うんだが異人。琴の曲で皓鑭に危険を知らせる異人。「まず異人が知るべき」と言いながら最初に皓鑭の妊娠を知るのは呂不韋。

呂不韋皓鑭を守って死ぬ司徒月。せっかく秦の内部抗争で生き埋め王白起が撤退したんだからやることはそれじゃないだろう趙。廉頗将軍も登場し久々に趙秦の将軍登場回。廉頗もここで「私を左遷し趙括を送り45万人を死なせた」と恨み節言ってる場合じゃない。

第33話
蛟王子の謀反は王妃が兵を引き連れてきたことにより終わりを迎える。雅王女は牢へ入れられ、母親である王妃から毒酒を渡される。しかし納得できない雅王女はこれまでの思いを王妃にぶつけ、それを聞いた王妃はある決断をするのだった。一方、李皓鑭は謀反の騒動も収まり嬴異人とともに幸せな日々を送っていた。だがそんな皓鑭のもとを突然、王妃が訪ねてくる。王妃に関わるある秘密を知っている皓鑭を亡き者にしようとしてのことであった。

第34話
韓瓊華の殺害を疑われた李皓鑭は、瓊華が飼っていた鳶を証拠に、彼女が韓の間者だったことを証明する。こうして皓鑭は無罪放免となった。勢力を拡大する秦は、趙に6つの城を渡すよう催促する。悩む趙王に、呂不韋は6つの城を斉に贈るよう提言した。さらに魏や楚、韓と燕とも同盟を結ぶよう勧め、諸国が連合して秦に対抗するよう説く。趙の背信を知った秦は激怒し、邯鄲への侵攻を開始する。戦火が迫る中、皓鑭たちは再度の逃亡を試みるが。

後半戦になり今日も死屍累々。最初は蛟王子、雅王女の身代わりになって死ぬ侍女夏雪、羽王子の許嫁(本当の事を言ってるのに!)、韓少妃。「君の名は?」と問いかけたくなる真知子巻き雅王女。我儘一杯で育った彼女が無名の者として戦国の世にサバイバルを目指す。

雅王女に言われてあっさり「そうね」と部屋にやってきて皓鑭の首を絞め始める王妃今週のコウラン危機一髪。と思ったらラストは異人までぶら下げられ夫婦危機一髪。皓鑭の危機を救ってくれたシスターフッド韓少妃の故郷を思う歌と舞のラストシーンが良かった。

後半キーパーソンの一人殷小春。なぜ親友皓鑭を裏切り王妃に加担したか。借りとは?訪ねてきた宰相范雎にわかりやすいふて寝武安君。安国君と一緒に困った困った。趙王韓少妃がスパイとしっての手のひら返しが早すぎる。本作の中で何度皓鑭は殺人犯扱いされるんだろ。

実子を切れなかった切れ者王妃の娘への忠告「男を信じちゃだめよ」恋に溺れて何度も異人を救ってきた雅王女に効かなそう。そして王妃はどんな経験を得てそんな忠告を。

しかしやたらとコウランが布で首絞められるシーン(もちろん未遂)出てくるけど首絞めが処刑の通常ターンなの?

第35話
呂不韋と嬴異人は身重の李皓鑭を王宮に残し逃亡を試みたが、羽王子に捕まり、捕らわれの身となる。一方、秦軍による邯鄲への攻撃が激しさを増す中、邯鄲の人々は心をひとつにし、最後まで戦い抜く覚悟を固めるのだった。だが、その矢先、闇に紛れて趙の兵士の亡霊が大挙して現れ、人々を恐怖の底に陥れる。亡霊兵は秦軍が仕掛けたわなだった。亡霊兵のからくりを見破った皓鑭は、羽王子に撃退策を授ける代わりに異人を放免するよう持ちかける。

第36話
逸王子が太子に指名されたことを祝福する羽王子だったが、内心は激しくいらだっていた。怒りをあらわにする羽王子に呂不韋は敗因を伝え、まだ強力な味方がいると羽王子の背中を押す。そのさなか、殷小春が突然宮中を去る。逸王子が必死に説得するも殷小春の心は揺らがなかった。だがそこへ刺客が現れ状況は一変することに。一方、趙を出てさまよっていた雅王女は偶然 范雎の娘と出会い、共に咸陽へと向かうことになるのだが。

前回に続きふて寝武安君の部屋にあら不思議安国君が。一国の太子とはいえ寝所にずかずか入って来るのはいかがなものか。天井に吊り下げられる息子異人。ゾンビ兵士まで登場し ウォーキングデッド か。仕掛けたのは白仲。羽王子&李御吏と殺戮の嵐やまず。

戦国を歩く真知子巻を見たらご用心おっそろしい女だから!秦の宰相の娘にしては優しいんだけど警戒心もなく身元も自分を見分けるアイテムもあまりにぺらぺらしゃべるすぎる!危ないと思ってたら案の定優しさを仇で返される范雅。「名前が一緒ね」とキャッキャしている場合では。

王妃を頼ったがために野心を煽られ王に殺される羽王子。最初はそんなキャラじゃなかったのに。殺される寸前に見た幻は韓少妃。ハニトラから生まれた純愛。

実父の死後平然と呂不韋と異人と並んでご飯をぱくぱく食べる皓鑭。将来の皇帝の母はこれくらい太っ腹でなくては。皇帝は池に落ちてもぷかぷかうかぶってイエスですか。そんなに大胆になれない殷小春は皇太子の彼女なのに城を去る。あなたたちロミジュリですか。

窮地を救ったり救われたりして絶対の絆で結ばれているかに思われた王と王妃に亀裂が走っていた。王妃に羽王子の首塚を届ける王。鎌倉殿の13人かよ。侍女が顔を背けるのに平然と見つめる王妃。子政にまで手をのばすまるで魔女みたいなメイク。

第37話
高昊陽は王妃のわなにはまり、殷小春を救おうとして趙王から厳罰に処される。王妃は宴で出される酒に手を加え、趙王や朝臣たちの動きを封じて趙そのものを手に入れる計画を立てていた。謀反は成功したかに見えたが、あと一歩のところで廉頗と高昊陽が駆けつけ、王妃の一味は鎮圧される。すべては趙王の手の内だったと悟った王妃は自害した。趙王は王妃の悪事に加担した殷小春にも死を命じる。李皓鑭は小春を救うため、手段を講じる。

第38話
李皓鑭の秘策と高昊陽の協力により、殷小春は皓鑭らと共に王宮からの脱出に成功したが、護送にあたっていた高昊陽が命を落とす。一足先に王宮を出た呂不韋と嬴異人は秦の都・咸陽に無事たどりつき、継母の華陽夫人らと対面を果たし、異人は名前を“子楚”に改めた。一方、雅王女は秦の丞相・范雎の娘になりすまし、異人の異母兄である子傒の妻となる。その頃、王宮の外で殷小春や息子の政らと暮らす皓鑭に新たな火の粉が降りかかる。

今回も厲王妃、高将軍、虞浩(まだいたんか)退場だが何といってもMVPは永遠の誓を破った趙丹を自分ともども剣で貫くという壮絶な最期を遂げた厲王妃。全ての殺人を告白し国を手に入れたと思いきや趙丹はずっと疑っていた。趙の王族がこうして一人また一人と消えていく。

真知子巻こと范雅こと雅王女幼い頃に会ったきりの父范雎は騙しおおせるも婚約者子傒にあっさり見抜かれる。いきなりビンタとか気位高すぎ。目的のためなら手段を択ばずCP誕生。抱かれていく虚ろな目の雅王女だがこの後義姉として子楚と再会しちゃうよ。

薬を使わなくても虞浩を瞬殺できる恐るべきアサシン殷小春。死んだふりして王宮を出るもヤンデレと化した逸王子に止められ高将軍と遅すぎる和解。そっくりさんを残して秦に戻った子楚と呂不韋。呂不韋の前にわざとらしくホストを引き連れ舟で現れる宣侯夫人。

第39話
范雎が推挙し、すでに戦死したと思われていた鄭安平が趙に投降していたとの知らせが秦に届く。嬴子傒は義父である范雎の助命を秦王に願い出ようとするも、言い出せずに罰することに賛同してしまう。だが、秦王に范雎は殺せないと読んでいた嬴子楚は秦王が前言を撤回できるよう助け船を出し、范雎は死罪を免れる。そして子傒は義父を救ってくれたお礼と帰還を祝して子楚のために大勢を集めて宴を催す。2人は楽しく酒を酌み交わすのだが。

第40話
嬴子楚は羋絲蘿をめとることとなるが、同じ頃、李皓鑭と嬴政は趙で苦しい暮らしを強いられていた。政は秦の王族であるという理由で、周辺の子供たちからいじめられる。皓鑭は政を温かく見守り、生き抜く知恵を与える。秦では、范雎が率いる大臣たちが安国君に世継ぎの選び直しを迫っていた。大臣たちは華陽夫人への恨みから、嬴子傒を世継ぎに推す。事態を憂慮した呂不韋は、秦王に直接掛け合う。秦王は世継ぎを明記した遺書を残して崩御する。

39話で息子の前もはばからず侍女といちゃいちゃしていた安国君が40話ではポーズっぽく泣きながらも秦王に。子楚も呂不韋の持つ前帝の遺言により太子に。一旦は辞退したり華陽夫人の側室を受け入れるなど少しずつ強かになる子楚。さすがに側室の件は呂不韋にグーパンチされてた

子楚のライバル子傒と結ばれた雅王女意外と早く子楚と再会するがお互い他人のふり。舞踏を面白くなさそうに見ている子傒を見るにかつて子楚の前で踊った天真爛漫な王女が懐かしい。子楚が羋絲蘿をめとったと知り雅王女はさぞや皓鑭が悔しがっているとほくそ笑む。

華陽夫人に寝たきり父と怖い父と妻に囲まれる安国君は度々子楚の賢さを目にする。遂に自分の体を使って子傒を陥れるまでやってのける子楚。早く引き取らないと子政が皓鑭の独特の教育でとんでもない子になりそうで(いや、なるんだよ)。

第41話
嬴子楚は亡き秦王の遺言により秦の太子の座に就くことになった。子楚が趙王に突きつけた、どう喝混じりの要求が奏功し、李皓鑭と嬴政は晴れて自由の身となり、殷小春らと共に趙を後にする。皓鑭たちは道中、危険な目に遭いながらも、なんとか秦の都・咸陽にたどり着いた。だが、華陽夫人の差し金により、すぐには王宮に入れず、街中の宿泊所で足止めを食らってしまう。この時、妻子との再会が果たせず焦る子楚に呂不韋が一計を提案する。

第42話
李皓鑭と嬴子楚は8年の月日を経て、ようやく再会を果たす。だが、安心したのも束の間、2人は華陽夫人に呼び出される。華陽夫人は2人に、皓鑭は子楚の側室の1人であると釘を刺そうとしたのだった。一方の范雅は、2人の再会に心穏やかではいられず、喪中にもかかわらず酒をあおる。その姿を見た嬴子傒は范雅の正体が判明したと告げ、范雅もまた子傒に自分の思いを明かすのだった。さらに、皓鑭の出現に心乱されたもう1人の者が。

父王を亡くしていったいいつまで泣いてるんだ一応一国の主安国君。ずるずる引きずられていく様はだらしない。自分を溺れさせようとした虞平を返り討ちにする子政や子政を侮辱した王妃女官を「打ち殺せ」と顔色一つ変えずに命じる子楚親子が怖いぞ。

趙で長期間皓鑭と子政を見守ってきた公孫将軍があっけなく退場。虞平より弱いのか?子政そういえば君赤ん坊の時も池に投げられてたな。白と黒のコントラストがベストな趙喪服。やっと迎えに来たのに3日間皓鑭に締め出された子楚。がつんといけがつんと。

毎日国境近くへ行ってはそわそわしている呂不韋。しかしやってきたのはおしかけ女房白霊児。大人になったでしょアピールをするがそういう問題ではないのよ。喪中禁止されてる果物をそっと雅にくれたり意外に優しい子傒。赤ちゃん誕生で二人に変化が?いや雅の執着強そうだから

基本的に“目には目を”の趙法。侍女達に目の前でディスられる羋絲蘿。多くの人を救う使命感に燃える小春はやはり今日も猪突猛進。雅王女の正体を見破った子傒は「子楚が振りむいてくれないから気になった」と趙王妃と同じカウンセリングを。

第43話
女子に関わる案件が記された竹簡が、李皓鑭のもとに届けられる。折よく現れた呂不韋と楽しげに裁決を下していく皓鑭を、部屋の外から嬴子楚が苦々しく見つめていた。范雅は子を堕胎しようとするが、嬴子傒に産むよう命じられる。殷小春は負傷した白仲の治療を頼まれ、最初は白仲に嫌悪感を示す小春だったが、しだいに打ち解けていく。呂不韋を追いかけ回す白霊児に范雅が接近し、白霊児は無邪気に范雅を信頼するが。

第44話
嬴子楚の父である秦王の命で、呂不韋は白霊児をめとることになった。だが、李皓鑭への思いを断ち切れない呂不韋は、新妻の白霊児に冷たく当たる。そうした中、呂不韋が天下の至宝「和氏の璧」を秦王に献上し、華陽王妃に贈るよう勧める。大喜びした秦王はすぐに華陽王妃のもとを訪れたが、湯浴みをする華陽王妃のそばには楽師の檀奴が。秦王は激怒し、華陽王妃、檀奴ともみ合いになり。

趙王も結構乗せられていたが安国君も周囲の流言に流され范雎を牢へ。ただここで権力から遠ざかったから生きられたとも。小春は治療する男治療する男に惚れられる。片手で小春を馬に載せた白仲すごいな。

呂不韋から和氏の壁を貰って大喜びの安国君改め嬴柱が妻の所へ行くと間男と遭遇(いや、その間男断りまくってるから)妻に器で頭を殴られ即死。本当に即位後3日で亡くなっていた。嘆くかなんちゃって絶食を装うかだった嬴柱が白霊児を嫁がせ唯一王らしさを見せた唯一の回。

呂不韋子楚共にバックハグがお好き。忙しいはずの父上が見知らぬ子供と遊んでいるのを見て成蟜の顔がこわばる。成り行きで白霊児を娶る事になりにわかに喜色満面で話を進める子楚と「おま、それ、今言う?」な呂不韋のかわす視線の面白さ。後半のキーパーソン嫪毐も登場。

嬴柱がわーいわーいと喜んでいた和氏の壁は完璧の由来。同居を拒む皓鑭を何とかして来させようと邸の屋根まで壊す子楚。段々怖くなってきましたね貴方。雅王女と皓鑭再会しさすが仇敵同士皓鑭の痛い所を一撃するが図太くなった皓鑭は動じず。呂不韋もアプローチの仕方がな~

第45話
華陽王妃は、嘘の自白をしながら絶命した檀奴と李皓鑭の機転により秦王殺害の罪を逃れる。そして、国王不在では国難を乗り切れないとの呂不韋の後押しにより、嬴子楚は早々に秦王の座に就くことに。だが、子楚は自分の実母である夏姫を華陽と同じ太后とし、呂不韋を相邦としたため、華陽たちは不満を募らせる。一方、羋絲蘿も宮殿を追い出されないよう、いまだ皓鑭との面会を拒み続けている夏姫との距離を縮めようと動き出すのだった。

第46話
李皓鑭の誕生日の夜、嬴子楚は天灯を揚げる。だが何者かが天灯を射落として火事を起こし、その隙に宝庫から黄金を盗み出した。朝議の席で責任を追及された呂不韋は、7日以内に黄金を見つけ出すと請け負う。華陽太后は、黄金が盗まれたのは皓鑭のせいだと激怒し、皓鑭を捕らえに来る。また夏太后も火事の原因は皓鑭だと考えており、皓鑭を呼び出してしかりつける。都では、嬴政は子楚ではなく呂不韋の子供だといううわさが流れる。

檀奴の愛ある嘘の自白によりうまくごまかせた…と思いきや子楚呂不韋李皓鑭にはバレバレ。父王が亡くなりべそをかいていたと思いきや安国君あんたなんてことを。「彼が私に何をしたか見てちょうだい!」もろ肌脱ぎになる華陽王妃。いやはやく着てくれよと気が気ではない。

「あの楽師は本当にあなたを愛していたのね」自分を愛さない安国君の死を隠すために本当に愛していた檀奴を死に追いやる羽目になったことを皓鑭に指摘され嘆く華陽王妃。修羅場を潜り抜けた彼の弟にしては阳泉君やわすぎる。

秦王の正妃となった皓鑭は殷小春に宮廷案内中でなかなか会えない。彼女のために天灯を揚げる子楚。ずっと取ってあった簪を白霊児に加工されそれでも彼女の元に向かおうとした呂不韋が天灯を見て引き返す。返す返すもタイミングが悔いの呂不韋。

着てはもらえぬセーターもとい会っては貰えぬ義母夏太后のもとにせっせと通い悪口を言う侍女をたしなめる皓鑭。しかし自分の弓を持っている成蹻を突き飛ばした子政を見て夏太后激怒。巷では呂不韋と趙姫=皓鑭の不倫、子政の出生の疑いの噂が流れ始める。

嬴子傒にフットバスしてもらう雅王女。「子楚が王になった気分は?」「憎い女が王妃になった気分は?」素直じゃないながら相手を気遣いはじめたツンデレ夫婦。子楚が皓鑭と二人きりになるために簀巻きにされ白仲のもとにやられる殷小春。健気だが振りむいてもらえない白霊児

第47話
夏太后は、嬴政は李皓鑭と呂不韋の子供だといううわさを耳にして激怒し、真偽を確かめると同時に、王妃である皓鑭の排除に乗り出す。白霊児もまた、皓鑭と呂不韋への疑念を募らせ、呂不韋に問いただすが、禁忌に触れ、激しい怒りを買ってしまう。その夜、白霊児にひそかな思いを寄せていた司徒缺が彼女の寝室にこっそり忍び込む。すぐに見つかり、呂不韋の前に引き出された司徒缺は、人が変わったように呂不韋を面罵するのだった。

第48話
呂不韋に刺された司徒缺だったが目覚めるとそこには嬴子傒と陽泉君の姿があった。司徒缺は命を救ってもらったお礼として呂不韋の秘密を伝え去ろうとするが、子傒の説得により呂不韋への復讐として子傒たちに加担することを決める。一方、嬴子楚のためにしばらく王宮を離れて欲しいと夏太后に頭を下げられた李皓鑭は、あっさり承諾し子楚に何も告げず、政と王宮をあとにする。そんな中、黄金の調査の期限の日が訪れ。

うちの息子に何てことするの!と言うかと思いきや自分でお尻ぺんぺんし始めた皓鑭。しかし政も双葉より芳しく強情だ。そんな政を手なずけるのが黄金探しで忙しい呂不韋。近づいてはいけないとけん制する後の政の部下となる少年趙高(実は間者)。自らの余命を悟る子楚。

ふっくらお腹を見せつける余裕の雅王女とさらに余裕でいなす皓鑭。母は強し。司徒月は皓鑭と呂不韋を守って死に兄司徒缺は呂不韋に腹をぶっ刺されて(死なない!)嬴子傒&陽泉君とタッグを組む。兄妹あんなに長い間支えてきた主従だったのに。

安国君生前は華陽王妃に熱々(しかし裏ではSMプレイを)で忘れられていた夏太后が王の母として俄然権力をふるい始める。策略とは無縁で感情に振り回されそうなちょろい彼女に取り入り皓鑭を追い出そうと健気な嫁sを演じて画策する羋絲蘿。

第49話
屋敷から溶かした金の入った甕が見つかり、呂不韋は嬴子傒に捕らえられる。白霊児は実家に帰るが、白仲も、呂不韋を助けることは無理だと力を貸してくれなかった。王族と大臣たちは、嬴子楚に太子と王妃の身分を奪うよう迫る。東周への出陣を翌日に控えた嬴子傒は、華陽太后のもとを訪れ、王位を奪うために協力を頼む。翌日、朝議の席では陽泉君が中心となり、太子の血筋について追及する。陽泉君は意気揚々と証拠の品を見せつけるが。

第50話
嬴子傒は謀反に失敗して命を落とし、宣侯夫人は謀反に加担した罪で牢に入れられた。逆賊の妻となった范雅は先王の「免死令」により、死罪を免れるが、夏太后により墨刑に処され、額に大きな傷を負う。絶望の中にいる范雅に、華陽太后はどんな手を使ってでも王宮に残るよう言い聞かせ、協力を約束する。すべてを失った范雅は王宮での生き残りをかけ、秦王である嬴子楚に罪人として謁見し、自分を王宮にとどめるよう懇願するのだった。

わざわざ大人達の前に連れてこられて目の前で家臣たちに「呂不韋と趙姫(母親)が不倫してできた子だ」と言われたらそりゃ後年ぐれるわ子政。陽泉君&子傒&司徒缺退場。司徒缺は妹司徒月も忠誠心強かったが本当に肉を切らせて子傒を信じさせたのか。ちょっと陣内孝則似。

テーマソングは「素直になれなくて」で決まり子傒&范雅。他の男を思って流産の薬を飲んでいると誤解されたまま子傒を旅立たせてしまった范雅。ストレートに感情をぶつけていた趙時代の彼女はいないのだな。子傒も司徒缺に熱い思いを語ってるんじゃないよ。相手が違う。

呂不韋が引っ張られるのを必死でとどめようとする毅然とした若妻だが兄白仲の前ではえーんえーんと泣く妹に戻る白霊児。子傒の母親とは一緒に人質生活を送ったのに噂を信じて棺桶に閉じ込めるなど死後いろいろと悪名が明らかになる安国君。

ホストを侍らせ妹の威光を笠に着ていた宣侯夫人は妹を守るため呂不韋の手を取らず自害。踊りながら泣き出す華陽太后。「誰にも愛されない」一言多い范雅激おこ夏太后に頭にタトゥーされるも華陽太后に綺麗にメーキャップしてもらう。嫪毐と皓鑭ボーイミーツガール。

第51話
呂不韋は白仲と共に前線の軍営に来ていたが、各地で蝗害が発生していると知ると、民に救いの手を差し伸べながら咸陽へと戻っていく。秦王である嬴子楚は、そんな呂不韋を評価するも心にはある思惑を持っていた。その頃、白霊児は華陽太后に父親 白起の死の真相を聞かされる。一方、軍営で治療に当たっていた殷小春は根を詰めすぎて倒れてしまう。白仲は様子を見に小春のもとを訪れるのだが、小春はうわごとである者の名前を口にし。

第52話
趙との戦で勝利を収めた白仲が咸陽に帰還した。白霊児は兄を出迎えに呂家を抜け出すが、馬に跳ねられけがをする。白仲は、呂不韋が妹の命を狙ったと思い込み、呂不韋を殺すため華陽太后を頼る。嬴子楚は太子である嬴政を厳しく育てていた。だが息子がかわいい李皓鑭は、あの手この手で妨害しようとする。冷遇されている羋絲蘿は、子楚の歓心を買うため情に訴えるが、侮辱され軽蔑される。怒りに燃える羋絲蘿のもとに現れたのは范雅だった。

3年経ったら政は成長著しく馬を殺してるし白仲呂不韋子楚と皆髭の殿下になっている。政は趙高を従え傲慢に振る舞うが中身は甘いもの好きなお坊ちゃまくん。成蟜がないがしろにされていると訴える羋絲蘿の前にタトゥー范雅が現れる。段々太々しくなってきたな。

健気なんだか強かなんだかボーダーラインの羋絲蘿。華陽太后とすっかり百合モード范雅。まだいたのか逸王子そしてあっという間に退場。後継者伏兵連れてきてたのはいいが白仲恋敵という恨みもあって瞬殺。それでも医師を続ける健気な小春。余命言われた割には元気子楚。

第53話
李皓鑭と呂不韋が2人きりでいるところに、嬴子楚が鉢合わせてしまう。皓鑭と子楚の仲を引き裂くために、范雅と羋絲蘿が仕組んだわなだった。わなだと知りつつ、子楚は嫉妬とさいぎ心に苦しみ、皓鑭に冷たい態度をとる。一方、皓鑭は自分のことを信じられない子楚に対して怒りを爆発させるのだった。そうした中、南郡で疫病が発生する。呂不韋は事態の収拾を図るため、王命により軍を率いる白仲と共に現地へ向かうことになる。

第54話
殷小春が疫病の治療に行くことを望んでいると知った李皓鑭は、王みずから現地に赴くべきだと嬴子楚のもとを訪れる。だが子楚は歌舞に興じ、南郡の件は呂不韋と白仲に一任していると取り合わなかった。危機感のない子楚に失望した皓鑭は小春と共に南郡へ向かう。その頃、南郡では有益な治療法もないうえ、呂不韋も疫病に感染し対策は行き詰まっていた。そんなある日、白霊児が現れ、呂不韋と民のためにと盗んだ小春の薬を渡そうとするのだが。

いやーこれ後で振り返ったら皓鑭&呂不韋&子楚の芝居のうまさが光るんですよね。みんな騙されるがあの現場を子政が見たのはやばい。いつの間にか嫪毐(この字可哀想だな)が皓鑭に付き従う家臣になってる。駆け落ちしない?と誘っておいて皓鑭を都に返す呂不韋が漢だ。

スイーツをわざわざ取り寄せてくれたりちゅーしてくれたりいなくなってから子傒を思い出す范雅テーマソングはやっぱり「素直になれなくて」(ひつこい)。華陽太后とスイーツ食べ食べ政局を語る。

OPは秦による中華統一スピーチでかっこいい子楚。絲蘿との間に成蟜を作ったことをなじった皓鑭と隙間風の子楚に接近する雅。疫病が流行る場所に行く王を止めたなら自分が行くしかない呂不韋。白霊児貴重な薬を嫉妬で捨てるなよ。白仲の亭主関白が小春と合うとは思えないのだが

第55話
嬴子楚は夜更けに李皓鑭の寝所に向かう。皓鑭の複権を不安視し焦った羋絲蘿は、早く子楚を殺すよう華陽太后と雅に提案する。2人は軍事力を強化するため、虎符を盗むよう絲蘿に命じた。それでも、不安な絲蘿は、皓鑭の寝所に刺客を送るが、雅に𠮟責される。病状が悪化し、気弱になる子楚を雅が励まし、2人の距離が近づいていく。

第56話
自分の生い先が短いことを悟った嬴子楚は、嬴政に代えて嬴成蟜を太子に立てると言い出す。これを機に邪魔者を排除しようと、華陽太后らは呂不韋の暗殺を試みるが、失敗に終わる。次の策を練る華陽太后に、雅は朝廷で呂不韋の罪を暴き、死に追いやることを提案した。政の廃位、成蟜の立太子が宣言される朝議が始まると、白仲が呂不韋の罪状を並べ立て、秦王である子楚に処罰を進言する。しかし、朝議は思わぬ方向に展開していく。

子楚の余命僅かと知り更に息子成蟜の立太子を聞いて夏太后にも強く出るばかりか動きが派手になり遂にすぐばれる男装までする羋絲蘿。雅王女をずっと本名で呼び続ける子楚。彼女の愛情を利用したことを詫びるのは本心だろうな。子楚を抱きしめながら背後に子傒を見る雅。

皓鑭一人蚊帳の外だったのか。余命僅かと知った子楚が自分の命を餌に反逆者を焙り出す計画を呂不韋に持ち掛け教育係に任命した息子を託す。ただのスイーツ男子ではなくマザコンもある子政。嫪毐は傷の手当をしてくれた皓鑭にフォーリンラブ。振り払っても出てくる子傒の亡霊。

蛇を殺しているのを見て異変を察知し朝議出席を取りやめる危険察知スイッチが抜群の華陽太后。妹の犠牲で命だけは助けられる白仲。殷小春男運悪すぎだ。

第57話
嬴子楚が李皓鑭を冷遇して羋絲蘿に近づいたことなど、これまでのことすべてが子楚の計略だと知った皓鑭は子楚を残し、その場をあとにする。皓鑭は絲蘿と華様太后を呼び出し問い詰めるが、華陽が罪を認めることはなかった。子楚に鴆酒を贈られた范雅のもとを皓鑭が訪ね、2人で酒を酌み交わす。死期が近づくなか、子楚は呂不葦を呼び出す。呂不韋は皓鑭を奪われた恨みを子楚にぶつけるのだが、子楚はそんな呂不韋に頭を下げ。

第58話
嬴子楚の最期に立ち会えなかった李皓鑭だが、追い打ちをかけるように子楚の遺言で子楚から贈られた物まで燃やすことに。ついに嬴政が即位の日を迎える。即位式の後、皓鑭は白仲を呼び、罪を認めた白仲に嬴政の武芸師範を任せ、衛寥という名を与える。華陽大太后は、再び権力を握るため、楚の王女を秦の王妃にするため呂不韋に相談をもちかける。

羋絲蘿&雅王女&子楚とメインキャラ退場が多い。そんな中雅王女とのガールズトークで登場したのが自己主張強めだと二人の間で評価が高い王女の母趙王妃と韓瓊華(どっちも死んだけど)。范雅&タトゥーになってから抜群に美しくかっこよくなった雅王女(性格は変わらず)。

病の身を囮に邪魔者一掃計画を練る結構狡猾な子楚。最後まで皓鑭に会わない事で逆に彼女に自分を印象付けようとするこじらせ秦王逝く。命を狙われても「さあどうぞ」と余裕の呂不韋のみが真意を知る。息子と国事は託しても皓鑭は「一緒の墓に入る」と宣言し意地を見せる。

まんまと子楚の術中にはまり皓鑭が思い出すのがこのシーン。「子楚も呂不韋も権力と王位のために全ての者を駒と見做した」と冷静分析。表立って悲しみを見せない皓鑭を「情が深いからよ」さすが15年のつきあい殷小春。

皓鑭も喪服姿(モノクロ文様が美しい)。子政が呂不韋の専横に苛立ったり嫪毐が姉韓瓊華をネタに「お姉さまと呼ばせてください」とアプローチして呂不韋の高価なお召し物を焼き(しっかり侍女に見られている)滑り出しが不穏な代替わり秦。リスクを取り唯一の王=皇帝を目指す政。

第59話
嬴政の周りで王妃候補選びが始まる。巻き返しを狙う華陽大太后は故国・楚の親族を王妃に据えようと画策し、呂不韋に協力を持ちかける。呂不韋も六国の盟主・楚をけん制する上で婚姻は役立つと判断し、2人は手を組む。一方、夏大太后も、あわよくば秦の王妃にと、故国・韓の親族を呼び寄せていた。秦王不在で王妃候補選びが進む中、李皓鑭は呂不韋に王妃は政本人に選ばせると告げ、六国から候補者を集めることを決める。

第60話
六国からの候補者が集まり王妃選びの宴が始まる。楚の王女である雲夢は得意の舞いを披露し、機転を利かせた韓の弄玉は琴を奏でる。しかし、嬴政が選んだのは燕の王女に付き添ってきた驪歌だった。選ばれなかった弄玉は用意してきた履物を贈ろうと嬴政に近寄る。だがそこには短刀を忍ばせていた。王妃に選ばれなかった雲夢は驪歌に宣戦布告をするが、雲夢を止めに入った燕の使用人の腕に見覚えのある入れ墨を発見し。

寝室に呂不韋が横たわっていたらそりゃ驚く。というか子供みたいな隠れ方しなさんな大人なのに。そうかといって嫪毐の上からくるくる回りながら降りてきて花差し出すというのも騎士か!と。華陽大太后VS夏太后のそれぞれの母国を背負った嫁選び。死してもなお有名な韓瓊華。

6国から王女を招いて平等に機会を与えようと提案する皓鑭。嬴政の暗殺未遂といえば #キングダム~戦国の七雄 にも登場した荊軻だが本作では韓の弄玉。選ばれなければ何の値打ちもないのよとタカビー雲夢王女を平手うちするタカビーオブタカビー華陽大太后。

小国&弱小国故楚の雲夢王女からディスられる燕王女一行。返す返すも 楽毅 が斉を攻めきっていれば。王女お付きの驪歌が選ばれるシンデレラストーリー。嬴政は逃亡先で知り合った丹王子を信頼しきっているようだが暗殺者のタトゥーは。ただ一人権力に固執する華陽大太后。

第61話
雲夢王女は驪歌に秦を出ていくよう迫る。婚礼で丹太子が殺されると知った驪歌は、姫丹に逃げるよう訴える。だが、その一部始終を嬴政が見ていた。退路がないと悟った驪歌は自死を選ぶ。華陽大太后は、雲夢王女を楚に帰らせ、毒杯を仰いだ。皓鑭は孝心のない嬴政を𠮟責する。だが嬴政は改心しようとせず、皓鑭は咸陽を離れて雍城に移ることを決意した。皓鑭は雍城で孤児や貧民の保護と世話にいそしむ。そこへ嫪毐が2人の男児を連れてくる。

第62話
李皓鑭の後ろ盾により、嫪毐は呂不韋に並び立つほどの地位と権力を得る。しかし、ある日、雍城の離宮の置物を勝手に処分したことで、皓鑭の怒りを買い、嫪毐は離宮から外の屋敷に移るよう命じられてしまう。皓鑭を慕う嫪毐は半ば自暴自棄となり、焦りを募らせる。一方、咸陽では、呂不韋が嬴政に成人の儀の相談を持ちかけていた。嫪毐が日に日に勢いを増していくことを危惧した呂不韋は嬴政に、これを機に嫪毐を葬るつもりだと明かす。

縁あったにも関わらず結ばれなかった呂不韋がやっと玉を皓鑭に送る。嫪毐が連れてきた2人の子は皓鑭の子だが本ドラマでは自分を切り捨てることでかつて宣言した“唯一の王”への道に政を送り出した賢母説をとる。憑き物が落ちたかのように質素な着物で咸陽を去る呂不韋

最終回も死者累々。まず驪歌。彼女のために水棺をこしらえる政の趣味をどう考えればいいか(水だしふやけて腐らないのか)。一族の犠牲により生き残ったが毒を煽る華陽大太后、利用されぶっ刺される嫪毐。

来た時と同じ粗末な衣で去る呂不韋。私利私欲もあったろうが民に慕われたのも確か。優しい顔して厳しいこともできる父子楚は暗殺を試みるもできなかったが子政は呂不韋を仲父と呼びながらも排除することができる。勢いの差を感じて毒を煽ったのか呂不韋。


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最終更新日  November 23, 2023 03:43:34 PM
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