映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。ラグビーワールドカップの決勝の対戦相手が決まりましたね。
映画​テネット​を見ました。

TENET テネット
TENET

出演
ロバート・パティンソン　ケネス・ブラナー　マイケル・ケイン　　エリザベス・デビッキ
ジョン・デビッド・ワシントン　アーロン・テイラー＝ジョンソン
　
監督＆脚本
クリストファー・ノーラン

　CIAエージェントの男は、ある日ウクライナの首都キエフのオペラハウスの突入作戦にアンダーカバーの捜査官として潜入。オペラハウスでスパイの仲間を助け出し、同時に見たこともない謎の物体を回収。一瞬、敵に撃たれそうになるが、何者かによって間一髪のところで命を救われる。何者かのおかげで彼はオペラハウスにしかけられた爆弾を拾い集め、なんとか観客たちの命を救うことができた。ところが作戦を終えると、主人公はロシア人に捕まってしまい、仲間と一緒に拷問を受けることに。そこで彼は仲間の命を救うために自ら毒の入ったカプセルを飲み、死ぬことを選ぶ。主人公が目を覚ますと、なぜか彼はベッドの上に。そこにスーツを着た男がやって来て、毒薬は主人公が任務に適任かどうかを測るためのテストだったと言う。その任務とは核戦争よりももっと深刻な第三次世界大戦から地球を救うこと。テットというのは謎の組織で、主人公は半ば強制的にそのメンバーにさせられた。

　主人公は名無しで、彼は新人なので全ての情報を開示されているわけではない。バックグラウンドもエージェント時代くらいしか出てこないので過去の因縁はなさそう。いわば真っ白状態にある主人公が訳の分からない状況に放り込まれて、同じく何もわからない視聴者が感情移入しつつ、少しずつ物語世界に踏み込んでいく。ノーラン監督の基本パターンとも言える。基本主人公悪いことしなさそうという大前提で見ているが、勿論大前提のひっくり返しもありなので油断できない。

　これまでも空間が突如逆転したり、いろいろと映像マジックを見せてきたノーラン監督だが、いや今回はわかりづらい！何せ相手にするのは時間で「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というルールが出てくる。ひー、難しいよう。逆行中は自分の周囲は反対方向に動いているかのように見えるというのはわかりやすい。　通常のように空気が吸えないため、ボンベを付ける必要があり、走ると、正面ではなく、背中に風が当たり、熱交換も逆になるため火に触れると、冷たく感じるなどいろいろ逆行現象が紹介される。しかし科学者はなぜ万能感を抱くと世界を滅ぼす考えを抱いてしまうのか。イギリス俳優が多数出演。

​
​
TENET テネット【Blu-ray】 [ ジョン・デイビッド・ワシントン ]​​楽天ブックス​