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カテゴリ:日本ドラマ
みなさんこんばんは。ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官が亡くなりましたね。沖縄密約の関係者でもありました。ABCドラマたとえあなたを忘れてもを見ました。
出演 風間 俊介 萩原 利久 丸山 智己 堀田 真由 檀 れい 松井 玲奈 須藤 理彩 森香澄 加藤貴子 第1話 役に立たない、すてきなもの ピアニストになる夢に挫折した河野美璃は、現実から逃れるように実家のある東京を出て、従兄弟の心療内科医・遠山保が働く神戸で一人暮らしをしている。音大時代の奨学金返済があるため、自由気ままとはいかないものの、音楽教室のピアノ講師として、今も離れがたい音楽を身近に感じながら、ささやかな生活を送る美璃。そんな彼女はある日、音楽教室からのいつもの帰り道で、見慣れないキッチンカーを目にする。メニューをのぞき、大好きな「メロンジュース」に心惹かれる美璃。しかし、1杯700円は今の美璃には贅沢すぎる。ぐっと堪えて別の安いジュースを注文する美璃の様子に、キッチンカーの店主・青木空の温かな眼差しが注がれる。数日後、音大時代の同期・衛藤まりあの紹介で、音楽出版社の面接を受けることになった美璃は、景気づけに、初めて空のメロンジュースを購入する。その小さな変化に気づいた空は、微笑みとともに美璃に声をかける。 空「いいことあったんですか、なんか」 美璃「いや…はい。たぶん、これから、あります」 微笑みを返す美璃。それから毎日、美璃は空のキッチンカーに通い始める。昨日と同じ今日があることを疑いもせずに。 二人の儚くも美しい恋物語が、動き出そうとしている。 神戸が舞台だったんですね。須磨とか出てきて懐かしい。『美しい彼』 の萩原利久 くんですね。無言の芝居がうまい。朝がふりかけ握りで昼がジュースじゃ成人女子の体が保たん。記憶がない彼との恋愛が成立するのか?というところでしょうか 第2話 シャボン玉みたいな、しあわせ 一杯のメロンジュースをきっかけに、同じ時を過ごすようになった美璃と空だったが、一緒に出かける約束をしたその日、空は待ち合わせ場所に現れなかった。一か月後、偶然にも空のキッチンカーを見つけた美璃。思わず空のもとに駆け寄るが、空は美璃との約束も、美璃のことすらも、覚えていないようだった。そんな美璃に、ひとりの女性・藤川沙菜が声をかける。 沙菜「空はあなたのこと、忘れてます。やから、あなたも空のこと、忘れたほうがいいと思います。」混乱する美璃。突然忘れてしまうとはどういうことなのか。心療内科医でいとこの保に聞いてみても、答えは一向に見つからない。そんな中、美璃が音楽教室をやめたことを知った保は、病院にピアノがあることを告げる。しばらく弾いていなかったピアノに触れる美璃。その音色に誘われ、宮下茜がやってくる。彼女は、自分が保の患者で、17歳までの記憶がないことを、事もなげに美璃に打ち明け。その後、何度も空のキッチンカーに足を運んでしまう美璃は、意を決し、沙菜に空のことを教えてほしいとお願いする。美璃の真剣な眼差しに、重い口を開く沙菜。そして、空の悲しい過去が語られる。 「何度も来た場所でも初めてきたばかりで新鮮」記憶がないからそういう楽しみ方ができる空だけど思い出が積みあがっていかない美璃にとってはいろいろ刺さる言葉なわけで。結構きつくあたられているのによく携帯ショップ首にならなかったな。 第3話 見つめてしまう 忘れられない人 空が記憶障害を抱えており、今までに4回記憶を失っていることを知った美璃だったが、出会った頃のように無邪気な空に惹かれ、二人はまた、“友達”として、同じ時間を過ごし始める。 ある日、美璃は空のキッチンカーで、ひとりの常連客(檀れい)と出会う。その女性は、コーヒーをしみじみ味わいながら、遠くのキッチンカーで働く空に、温かな眼差しを向けていて。一方、空に友達ができたことを素直に喜ぶ沙菜だが、その”友達”が美璃であることに気づき、複雑な想いに駆られていた。空とのことを除けば、美璃の日常は相変わらずで、携帯ショップの仕事はストレスが多く、ピアノ教室を辞めたことは母のゆかりに言えないまま。保にも心配をかけ続けている。それでも昨日と同じ、空に会えることを楽しみに、美璃の足はキッチンカーへと向かう。そんな中、美璃はついに沙菜と再会。「忘れたほうがいい」と言われたにも関わらず、毎日キッチンカーに通っている後ろめたさから、思わず踵を返そうとする美璃。だが、空に呼び止められ。美璃「…ごめんなさい。会うなって言われたのに」 沙菜「会うなとは言ってない。会わんほうがいいって言っただけ。 あの子とつきあうには、覚悟がいるんよ」 思いがけなく3人で食事に出かけた合間に、知らなかった空の一面と、沙菜の深い覚悟に触れた美璃は。そんな中、保と沙菜が、予期せぬ形で巡り会い。 空に逢いに来た時にそうっと「今日は私の事を覚えていてくれるのかな」と思いながらやってくる美璃。忘れられた母親が優しくさしだされたホットドッグを食べながら涙ぐむ。台詞がなくても登場人物の気持ちがわかる。 第4話 溢れ出す、それぞれの過去 空にキスをされた美璃は、愛されている喜びよりも、いずれ忘れられる予感の辛さで胸がいっぱいになり、込み上げる涙を止めることができない。慰めようとする空にも、美璃は思わず詰め寄ってしまう。美璃「あなたは、一度、私のこと、忘れてる。二度目が無いって、どうしてわかるの?」友達のままでいれば、前のように傷つくことはない。でも。美璃の気持ちは揺れ動く。そんな中、藤川沙菜から、友達として二人で空を見守っていこうと提案されるが。一方、自分のせいで美璃を傷つけてしまったと感じる空は、記憶を取り戻すための治療に興味を持ち始める。しかし、空の過去を知る沙菜は、空の変化を前向きに捉えることができず。ある日、遠山保から病院でコンサートを開くことを提案された美璃は、憩いの部屋へピアノを弾きに来ていた。美璃のピアノに聴き入る茜から、突然、好きな人はいるのかと尋ねられ、空の話になる二人。茜「どっちが辛いんやろね。忘れる方と、忘れられる方と」自身も空と似た記憶障害をもち、“忘れてしまう側”の茜の言葉が、美璃の胸に深く突き刺さる。そんな中、保の診察室にある人物が訪れ。 「どっちが辛いんやろね。忘れる方と、忘れられる方と」どちらも辛いですね。遂に空が思い出してしまった。断片的だが何(誰)が原因かはわかる。「思い出さなくてもいいものもある」 檀れい さん演じる理佐子が空の背比べの跡を見ながら泣き崩れるシーン、良かったなあ。 第5話 何年たっても、変わらないもの 美璃と共に理佐子の家を訪ねた空は、束の間の楽しい時を過ごしたものの、その直後、突然のフラッシュバックに襲われ、キッチンカーごと姿を消してしまう。置き去りにされた美璃は、何が起きたのか分からず立ち尽くすばかり。そんな美璃の耳に沙菜の厳しい言葉が飛び込んでくる。 沙菜「もしも…もし、あいつが死んだらあんたのせいや!」8年前、空はある壮絶な体験から記憶を失っていた。実家訪問をきっかけに辛い過去を思い出してしまった空は、自ら命を断つかもしれない。美璃は自分の軽はずみな行動を悔いつつも、今は何より空を見つけ出すことが先決と、こどもの頃から空と多くの時間を共有してきた沙菜の記憶を頼りに、空が行きそうな場所を探し回る。しかし、空の姿はどこにもない。その頃、空は、父の智也との思い出に耽りながら、一人海の中へと歩を進めていた。 切ないですね沙菜。あれほど全てを思い出すことを恐れていたのに思い出すとかえって自分に気持ちがないことがわかってしまう。丸山智己 さん少ない出番ながら場をさらっていきますね。 第6話 どんな過去も、わたしの一部 ある日、茜は、記憶を失う前に通っていた高校の同級生から声をかけられる。思いがけず自分の知らない過去と、記憶を失ったきっかけをも知った茜は、ショックのあまり、それを隠していた母の光恵に当たり、保の診察にも来なくなってしまう。その頃、美璃は、病院でのピアノコンサートに向け準備を進めつつ、難しいフレーズで指がもつれ、演奏途中で止まってしまった音大時代のトラウマを思い出しては、不安な日々を過ごしていた。コンサートの情報を聞きつけ、連絡をくれたまりあや、東京からわざわざ聴きに来るというゆかりにも、冷たい態度をとってしまう美璃。プレッシャーに負け、ついにはコンサートをやめることまで考え始める美璃を、空が優しく勇気づける。美璃は、空に促されるまま、二人で初めて廃墟を訪れた時に即興で演奏した曲の続きを弾き始める。その音に誘われ、いつの間にか音信が途絶えていた茜が姿を現し。新しい一歩を踏み出すため、それぞれが自分の過去と向き合おうとしている。 また同じように忘れてしまうかもしれない。今はつかの間の幸せか?すごい引きですね。 第7話 心の底から、幸せを願うひと コンサートを成功させピアノ講師に復帰した美璃は、携帯ショップでのアルバイトを辞め、レッスンの空き時間に空のキッチンカーで働き始める。空と一緒にいられる今を大切に見つめていこうとする美璃。一方で空は、記憶を取り戻したことで、今まで感じなかった人未来への不安や、また記憶を失ってしまうことへの恐怖を感じるようになる。美璃と共に生きる未来のために、ダブルワークを始める空。無茶をし過ぎではないかと心配する保に、空はとある本音を告白する。空「記憶が戻ってから、楽しいことも多いけど、苦しいことも多くなりました」空の言葉に親身に耳を傾ける保。実は、その保にも大きな転機が訪れており。そんな中、何の前触れなく、東京から美璃の母・ゆかりが訪ねてくる。美璃と一緒にいる空に訝しげな視線を送るゆかり。はたして、ゆかりが訪ねてきた理由とは。 保と茜の片恋コンビ。ゆかりが明かす保と美璃の過去。自分のように記憶をなくすこともなく美璃を支えられる経済力を持つ保の存在を知って動揺する空。美璃のために自分の想いを断ち切る保。そんな保を愛するという茜。皆切ない。 第8話 人と人とを つなぐ記憶 ある朝、いつものようにキッチンカーにやってきた美璃は、空から突然、他人行儀な笑顔と言葉を向けられる。車内の壁一面に貼られていた二人の思い出の写真もない。恐れていたことが起きた絶望感に襲われる美璃。空は再び記憶を失くしてしまったのだ。 ショックのあまり一日中家にこもっていた美璃の部屋に、空の異変を知った茜が訪ねてくる。今この状況で美璃にとっての“最悪”は空が死ぬこと。でも空は生きている。障害を抱えてこの先も生きていく空と付き合うかどうかは、美璃次第だと声をかけ。その後美璃は、勇気を振り絞って空のキッチンカーに赴き、改めて自己紹介をして、恋人に戻るのは難しくても、従業員としてここで働くと宣言する。しかし、「一人のほうが気楽だから」と、空に拒絶されてしまい。 前回ラストから本編での「あれ?」という空の不思議な行動の数々(忘れたハンカチを母の家に届けに行く、密かに美璃の曲を聞く)で、空が本当は記憶を失っていないことを明かす展開が素晴らしい。相手への距離感について沙菜に話す保は自分にも言い聞かせている所があるのでは 最終話 「たとえあなたが私を忘れても、私はいつまでも、あなたを愛し続ける」――何度も傷つきながら、ようやく自身の心の核心にたどり着いた美璃は、空との結婚を決意。空も、また記憶を失ってしまう怖さを含め、“生きている実感”を与えてくれる美璃とともに、これからの人生を歩んでいく覚悟を決める。美璃たちの大胆な決断は、保や沙菜を驚かせる。だが、美璃と空の覚悟の深さを知った二人は、その想いを尊重し、門出の後押しをしてくれる。ところが、美璃の母・ゆかりは猛反対。記憶を失う可能性のある空に結婚の責任は果たせないと考えるゆかりから、美璃たち二人は厳しい言葉で詰め寄られてしまう。一方、空の母・理佐子は。 美璃や子供の事を忘れてしまった表情と忘れたふりをする表情をすっかりきりわける 萩原利久 さんの演技がとても自然。何度忘れても愛する人がこれまでの事を語り聞かせ常に相手の事を好きになる。困難を乗り越えていく愛の強さ。 たとえあなたを忘れても Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 堀田真由 ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 18, 2023 06:46:37 PM
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