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カテゴリ:海外のミステリー&ファンタジー小説
みなさんこんばんは。とうとう大晦日ですね。英ロックバンドのクイーンが、「クイーン+アダム・ランバート」として大みそかの第74回NHK紅白歌合戦(後7時20分)に特別企画で出場することがわかりましたね。ジュール・ヴェルヌの作品って有名どころしか知られていませんよね?実は彼がファン目線で書いた小説があるんですよ。
シャーンドル・マーチャーシュ: 地中海の冒険 (上下) (ルリユール叢書) Mathias Sandolf ジュール・ヴェルヌ 幻戯書房 1867年、トリエステ(当時オーストリア領)で伝書鳩から謎の暗号文が見つかる。鳩の向かう先がマジャール人富豪のシャーンドル・マーチャーシュ伯爵であることから怪しんだ発見者のサルカニーとツィローネは、伯爵には秘密があるとかぎつける。サルカニーはちょうど銀行家シーラス・トロンタルから縁切り宣言された所だったが、一口乗らせることで関係を復活させようとも目論む。密告で大金を手に入れるため、トロンタルと組んでこれを調べ上げ、証拠を押さえるべく真面目そうな使用人になって伯爵の屋敷に潜入し、さっそくオーストリア警察に密告する。ハンガリーの独立運動計画は、あと少しで流血沙汰を避けてハンガリーが自治権を手に入れられる流れになるところまで進行していた。しかしこの密告が元で、伯爵・バートリ教授・ザトマール伯爵が逮捕され、反逆罪で死刑が決まる。サルカニーらが自分たちを陥れたと知って激怒し、復讐のために脱走を決意するが、ザトマールは牢屋から出られず、逃げられたバートリも彼と伯爵を庇った漁師アンドレア・フェラートと共に、フェラートの娘に懸想する密告者カルペーナによって逮捕されてしまう。ザトマールとバートリは銃殺、フェラートは終身刑の末獄死、ただ一人伯爵だけは嵐の海に消えて生死不明となる。やがて15年後、ラグサ(現在のドゥブロヴニク)にアンテキルト博士と名乗る医者が現れる。彼こそ、嵐の海から生還してオスマン帝国に逃げのびた伯爵だった。 あのジュール・ヴェルヌがモンクリこと『モンテ・クリスト伯』を書いたらこうなる!という話。しかしモンクリはちゃんとファリア神父が託した財宝があったが、本編いきなりアンテキルト博士は金持ちになってる!スチームヨットやら調査員やらいろいろかかってる費用の財源はどこから?高名な医師らしいがほとんどすっごい治療を施しているシーンなし。そんな治療で巨額の金を稼げる?いやいやいや。 科学技術の粋を集めたスチームヨットを駆使して神出鬼没に現れるあたりが、後にノーチラス号作ったり月旅行行ったりする乗りものフェチヴェルヌ。モンクリは恋人と別れさせられたが、伯爵には娘がいた。娘なかなか出てこないなー、父親牢獄に入れられて母親は死んでるし、後見人いないの?と思ったら、とんでもない人の所に行っていた。えっ、なぜ、どうしてそうなるわけ?親戚筋ではないよね?ましてや財産もちの娘なのに、全くの他人の家になんて行かないだろ。 伯爵と知り合うや意気投合して、復讐に手を貸す軽業師コンビがいる。ポワント・ぺスカード目端が利いて身が軽く、怪力自慢のカップ・マティフーのあだ名はヘラクレス。『アドリア海の復讐』というタイトルで刊行されていた時には、とんがりペスカードと大山マティフーという名前だったのが、今回はカップ・マティフーとポワント・ぺスカードになっている。体格も性格も違うのに大の仲良しで、片方が危機に陥ると我を忘れる所が少年漫画っぽい。お前のためなら俺は命を賭けるぜ!みたいで。いやあ、昔から変わりませんな。 シャーンドル・マーチャーシュ 地中海の冒険 上 / 原タイトル:Mathias Sandorf[本/雑誌] (ルリユール叢書) / ジュール・ヴェルヌ/著 三枝大修/訳 シャーンドル・マーチャーシュ 地中海の冒険 下 / 原タイトル:Mathias Sandorf[本/雑誌] (ルリユール叢書) / ジュール・ヴェルヌ/著 三枝大修/訳ネオウィング 楽天市場店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 31, 2023 12:00:27 AM
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