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May 31, 2024
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みなさんこんばんは。アメリカの有力紙はトランプ前大統領がウクライナに対し、領土の一部をロシアに譲り渡すよう圧力をかけ、終戦に持ち込む考えだと報じました。今日から二日間野性の呼び声を紹介します。
今日は小説版です。

野性の呼び声​
The Call of the Wild
ジャック・ロンドン
光文社古典新訳文庫

 バックがどんなに傍若無人に振る舞っても町の人は何も言えない。なぜなら彼はアメリカ南部のミラー判事の飼い犬だからだ。ところがある日誘拐され、そり犬として売られて苛酷な運命にさらされる。そんなバックを救ったのは、アラスカに住むジョン・ソーントンだった。バックたちそり犬を連れて氷上に出ようとする飼い主を止めたソーントンは、打ち据えられるバックを助け、共に金採掘の旅に出る。

 最近映画化された作品を見たが、いろいろ違っていた。最も違っていたのはソーントンの死因である。本作では先住民族に襲われ、死体が見つからない設定になっていたが、映画ではソーントンに恨みを持つ男が追ってくる。先住民族への配慮から変更したのだろう。また、ソーントンがバックを連れて旅に出かける動機も、原作では金の採掘だったが、映画では冒険心という利益とは関係ない動機になっている。

 更に、原作では判事の家で働く庭師がバックを誘拐するが、映画では偶々見かけた他人によって誘拐される。それにしても原作でも映画でも、判事はバックを捜索した節が見られない。姿を消した時点で早々に諦めてしまったのだろうか。

 “飼い主と引き離される”という設定を聞いた時、てっきりラッシーのように帰巣本能を発揮してもといた家に戻る物語だと思っていた。しかし、文明社会を離れ、様々な動物との出会いを通じて、バックは野性に戻っていく。人間の思惑に翻弄され続けたバックが、最後に軛を外して自由に生きる。まあこんなスーパードッグ、訓練しても作り出すのは難しい。映画ではCGが使用されていた。

2009年に英国ガーディアン紙が発表した、「英ガーディアン紙が選ぶ必読小説1000冊」選出。


野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫) [ ジャック・ロンドン ]​​楽天ブックス






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最終更新日  May 31, 2024 12:00:24 AM
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