映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。NTT東日本と西日本は、電話番号を有料で案内する「104」のサービスを終了することになりました。映画​ジェントルメン​を見ました。

ジェントルメン​
The Gentlemen

監督＆脚本＆制作
ガイ・リッチー　

出演
マシュー・マコノヒー　チャーリー・ハナム　ヘンリー・ゴールディング
ミシェル・ドッカリー　コリン・ファレル　ヒュー・グラント

　イギリス・ロンドンの暗黒街に、一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキーが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡った。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが一気に動き出す。莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きが展開する。

　見るからに下種な＝ジェントルマンではない私立探偵フレッチャーが、ミッキーの右腕レイモンドを訪ねる所から物語は始まる。これ以後は過去の話と現在が交錯し、最後に現在に戻ってくる。フレッチャーは、ミッキーに挨拶を無視されたタブロイド誌の編集者ビッグ・デイヴに雇われたのだが、あっさり調査結果を敵方に売る判断をしたわけだ。彼が語るミッキーの過去と、引退を巡ってミッキーのシマを争うワルたちの仕組んだ罠と、ミッキーとレイモンドがどうやってかわしていくかがテンポよく紹介される。

　ガイ・リッチーはクールでかっこいい男達を描くのがうまい。マシュー・マコノヒーはとんでもなくだらしない役とかっこいい役ができるけれど本作では後者の方。ミッキーの妻役は最初ケイト・ベッキンセールだったがミシェル・ドッカリ―に交代。彼女の方がクールなイメージ。ほぼ全編にわたって台詞があるフレッチャー役のヒューグラントはカンニングペーパーを用意したが、なんと撮影予定の前夜、彼の車が強盗に遭って台本とカンニングペーパーが盗まれてしまうという映画みたいな出来事が。グラントは結局カンニングペーパーなしで長台詞をこなしたとか。あっぱれ役者魂。



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