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September 13, 2024
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カテゴリ:アメリカ映画
みなさんこんばんは。「エンジェル・フライト」の佐々涼子さんが病気で亡くなりましたね。今日はニコラス・ケイジ主演映画を紹介します。

ガンズ・アンド・キラーズ
The Old Way


監督
ブレット・ドノフー

出演
ニコラス・ケイジ ライアン・キーラ・アームストロング

​  かつて凄腕のガンマンとして名を馳せたコルトン・ブリッグスは、現在は家族と雑貨店を営みながら平穏に暮らしていた。ところがある日、コルトンが娘ブルックを連れて街に出ている間に、妻ルースが無法者たちに殺されてしまう。復讐を果たすべく再び銃を手にしたブリッグスは、12歳の娘とともに凶悪武装集団に立ち向かう。

 ええと、この粗筋だけ読めば、妻を殺されたブリッグスが復讐に旅立つのは正しいかどうかはわからないけど、リベンジとしてはよくあることに思えます。しかしこの前日譚がちゃんとあるのです。実はブリッグスは金をもらって無法者の一味ジェームズの叔父を、彼の目の前で殺したことがあったのです。そもそもの始まりはジェームズの敵討ち。だとするなら、いたいけな少年に復讐心を植え付けてしまったコルトンの罪ではないでしょうか。自分の復讐の旅路に同行させることで、その頃のジェームズと同じ年齢のブルックに銃を持たせ、目の前で撃ち合いを見せるのもどうなんでしょう。彼女をも復讐のループに巻き込んでしまうことになります。法の裁きに任せるのが正攻法ですよ。保安官はちゃんと彼等を殺人犯として追っているわけですから。何もしてないわけではないんですよ。例えどんなに妻を愛していたとしても、それが免罪符にはなりません。リンチが許されてはならないのです。

 …という形で、主人公ニコラス・ケイジ視点では全然見られなかったので、結構もやもやしながら見ていました。別に「女性に銃を持たせるべきではない」と考えてはいないですよ。息子だろうが娘だろうが、自分の個人的な復讐に同行させて、全てを見せる必要はなかったのでは?と思います。やわな国日本に住んでいるからでしょうか。


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最終更新日  September 13, 2024 06:31:01 AM
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