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September 24, 2024
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カテゴリ:フランス映画
みなさんこんばんは。俳優の真田広之さんが制作&主演を務めたドラマ「将軍SHOGUN」が米国エミー賞で18部門を受賞し、真田さんも主演男優賞を受賞しました。これは日本人においても快挙です。素晴らしい。今日はフランス映画を紹介します。


5月の花嫁学校
La bonne epouse

監督
マルタン・プロボ

出演
ジュリエット・ビノシュ

 1967年。フランスのアルザス地方にある花嫁学校、ヴァン・デル・ベック家政学校には今年も18人の少女たちが入学してきた。経営者である夫の突然の死をきっかけに、校長のポーレットは夫がギャンブル狂で学校が破産寸前で多額の借金を背負う身であることを知る。しかし、そんな夫の不始末がきっかけで、ポーレットは第2次大戦で生き別れになった元恋人アンドレと再会する。ポーレット自身も、セリフからナチから生き延びた女性だという背景が分かる。かつての思いが再燃する二人、そして、生徒が起こすいくつかの事件から、“良き妻”であることが女の幸せと説いていたポーレットは自己矛盾に苛まれ、次第に意識が変化していく。ポートレットが、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する中、パリで5月革命が勃発する。抗議運動がフランス全土に広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意する。

 20世紀に“革命?”なんて聞くと、我々日本人はぎょっとしますが、フランスは慣れてるんですね。もう国王はいないしギロチンの出番はない。60年代は学生運動が世界的に盛んになりました。日本でも安保闘争が遅ればせに起こった年代でもあります。

良妻賢母を育てる教育者たる夫が、人格者どころかギャンブルに資産をつぎ込み、女生徒をこっそりのぞき見していたスケベ親父だったというのが、ポーレットの価値観の揺れ始めですね。実の妹とはいえただ働きさせていたとは、変な所でケチ。ポーレットとは年も違うし、すがる藁みたいな存在だったんでしょうね夫は。

なんとラストはミュージカル調でした。意外とフランス好きですよね。生まれ変わった花嫁学校の一団が、革命が勃発しパリまでの道が通行止めになったと聞くと、車が動かなければ歩けばいい!と偉業を成し遂げた女性たちの名を呼び、冒頭の“守らねばならぬ規則”を悉く否定しながら、パリまで自分たちの足で歩きながら歌くラストは解放感に溢れていてよいです。


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最終更新日  September 28, 2024 10:59:39 AM
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