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カテゴリ:海外のミステリー&ファンタジー小説
みなさんこんばんは。ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が亡くなりましたね。今日もコナンシリーズを紹介します。
愛蔵版 英雄コナン全集3 降魔篇 (3) Complete Conan Collector’s Edition 3 The Destroyer of Demons ロバート・E・ハワード 新紀元社 「赤い釘Red Nails」 “赤い兄弟たち”の首領・女海賊ヴァレリアは、“自由の仲間”を率いているザラロから逃げてきた。彼女の後を、いつもの通りコナンは多少の障害を排除して追っかけてきた。かつては大型帆船の船長を務めたこともあるのに、今や一文無しの一匹狼。「仲間は?」と問われ、そんな明るい顔で みんな海の底だ とか言わないで。二人の前にワニより大きい頭と、全身鱗に覆われ、大樽のような胴体を短い脚が支える怪物(ん?巨大トカゲかな?)が現れるが、毒矢で撃退。すると二人は、テクールトリ、ホタランク、トルケメック三つ巴の部族が争う都で「竜神を倒した!」と英雄扱い。ところがオルメック大公の娘公女タスケラは、コナンではなくヴァレリアに熱視線。エリザベス・バートリもどきは出てくるわ、亡霊は出てくるわ、てんこもり。普通に口説いている時は見向きもされないのに、危機一髪を救うと途端に美女にモテ始めるコナン。 「古代王国の秘宝Jewels of Gwahlur」 コナンは黒人王国ケシャンに仕官の道を求めてやってきた。この所負けがこんでいるケシャン王に向かって、軍隊を訓練して、宿敵プント国に攻め入ってみせると豪語。しかし本当の目的は、古代王国の秘宝グワールルの歯を探す時間的余裕が欲しかった。一方、スティギア人のトゥトメクリが、ゼムバウェイ国の使節団を率いてやってきた。彼らもまたグワールルの歯を狙っており、コナンのように傭兵によってではなく、ゼムバウェイ国が兵を出してプント国併合を成し遂げてしまおうと持ち掛ける。神殿に忍び込んだコナンは女神と出会うが、一発で偽者の踊り子ムリエラと見破り きさまの尻の三日月形の母斑が、その証拠だ 証拠を高らかに宣言。いやどういうシチュエーションで見たのか…ごにょごにょ。バレたムリエラは平手打ちされるが、それでも何だかんだで助けられると、最後はコナンと行動を共にする。なんかこの巻、コナンが海賊の船長やってるシチュエーションが多い。そして長続きしていない。みんな沈めた?(笑)。 「黒河を越えてBeyond rhw Black River」 ハイボリア人の若き旅人バルトゥスは、森の中でコナンと出会って怪物と間違える。コナンは総督ヴァランヌスに頼まれ、開拓民であるアキトリア人を、ピクト人が襲ってこないか見回りをしていた。コナンの名を聞いたことのあるバルトゥスは身構えるが、次第に彼の男気に惹かれていき、住民を襲うピクト人に立ち向かう。珍しく女性が登場しない話。男と犬の友情。西部開拓時代をハイボリア時代に落とし込んで書いたらしい。 「黒い異邦人The Black Stranger」 ピクト人と戦うキンメリア人の中にコナンがいた。ヴァレンソ伯爵はコルダヴァの宮廷で一目置かれる存在だったが、今ではコルゼッタ家の財産も城も失い、都を離れて姪ベレサとひっそり暮らしていた。突如バラカの武装商船が現れるが、ジンガラ王家の旗を掲げたザロノの船が表れて、武装船は退却。ザロノはベレサを妻に要求し、さらに流血王トラニコスの宝のありかを伯爵が知っているはずだと迫る。伯爵は恐怖に駆られて結婚を承知するが、ベレノは召使を鞭打たれ、怒りに震えていた。ザラノ、ストロム、ヴァレンソ伯爵が宝を巡って三すくみの状態にある時に現れたのがコナン。伯爵がシェイクスピアの『テンペスト』のイメージかと思っていたら、後から出てきた過去がとんでもなかった。少女に対しては優しいコナン。 〈資料編〉「西方辺境地帯に関する覚え書きUntitled Notes」「辺境の狼たち(草稿)Wolves Beyond the Border(Draft B)」 本編は解説でロバート・E・ハワードの生涯が紹介されている。どんなに絶望の淵に立たされても望みを捨てず、殺しても死ななそうなコナンの作者の死が、ああいう形だったとは意外。 愛蔵版 英雄コナン全集3 降魔篇 [ ロバート・E・ハワード ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 4, 2024 12:00:25 AM
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