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November 11, 2024
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みなさんこんばんは。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は、一段のコスト削減を目指し、ドイツ国内の工場閉鎖を検討しているそうです。映画ニトラム​を見ました。

ニトラム
Nitram

製作&監督
ジャスティン・カーゼル

出演
アンソニー・ラパグリア ジュディ・ディヴィス
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ カンヌ国際映画祭主演男優賞

 1996年4月28日日曜日。タスマニア島、ポート・アーサーで無差別銃乱射事件が発生。死者35人、負傷者15人。当時28歳の単独犯の動機が不明瞭であることも拍車をかけ、新時代のテロリズムの恐怖に全世界が騒然となった。

 1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島。観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年マーティン。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送るマーティンは、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく。

映画では銃撃の場面は一度も写される事がない。コテージにマーティンが入っていって銃声が響き、またマーティンが出てくる。メインとなるポートアーサーのレストランでも、銃が入ったバッグを持ち出したマーティンが立ち上がった所でブラックアウト。敢えてその場面を写さなくとも、その後に起こる惨劇が、視聴者に十分に想像できるからだ。

主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ以外のメインキャラクターはみなオーストラリア俳優であり、この事件を身近で知っている。ジュディ・ディヴィスは『インドへの道』で卒倒して現地民にあらぬ疑いをかけてしまう若い女性を演じていたが、いい皺ができた。アンソニー・ラパグリアの腹部のほどよい肥満はケイレブの体重変化と同様、役作りだと思いたい。ケイレブのみアメリカの俳優だが、髪をだらしなくのばした姿はオーストラリア人と言われても、日本人には区別がつかない。

 最初のコテージに入って二人を射殺したのは、父親が欲しかった家を奪った相手として二人を憎んでいたとして、動機はまあわかる。しかしレストランでの無差別銃撃は、まったく理由がわからない。理由がわかれば理解はするだろうが、マーティンが無口なので、「これこれこういう理由で銃撃したんだ」とは言ってくれない。ましてや実際の事件には続きがあって、カフェから駐車場、ギフトショップと逃げる人を追いかけてどこまでも射殺する。まるでこの世の中から自分以外の人間が消えてくれればいいみたいだ。自分ひとりで生活できるわけはないのに。こういう相手に当たったらもう避けようがない。怖い。素っ頓狂な理由であろうと、話してくれる犯人の方がまだ安心する。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公ニトラムを演じ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を映画化。事件を引き起こした当時27歳だった犯人の青年が、なぜ銃を求め、いかに入手し、そして犯行に至ったのか。事件当日までの日常と生活を描き出す。



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最終更新日  November 11, 2024 06:03:21 AM
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