せん妄日記
年末なので、そろそろ11月の2日の日記を書いた後のことを書こうと思う。今でも俺が体験したことがほんの数時間のうちに脳みそが勝手に作り出したものとは思えないんだよね。実際に過去に体験したことを思い出したような感覚なんだよ。過去って言っても数か月前とかそれくらいの過去。夢や妄想としてもやけにリアリティがあるんだよ。いつか忘れたけど、あるテレビ番組を見ました。最近はネット番組なんかもあるけど、テレビ番組だったような気がする。学生のころ住んでいた旭川で制作されていたと思うから、北海道ローカルだったのかもしれない。旭川で制作ってことはNHKの番組だったのかもしれない。宇宙人からの挑戦状ということで、宇宙人からの課題となるいくつかのゲームに誰だかよくわからない人類代表がチャレンジしてゆくという内容だった。宇宙人からの課題は屋外に祭りのやぐらのような大掛かりなセットが作られて、バイクとともに暴走族軍団も呼んでいたり、人類チームがなかなか勝てなくてもそれなりの盛り上がりがあった。2,3種目をやって、最後の最後に人類チームに1ポイントが入った。というところでゲームは終了。このポイントを使ってボーナスゲームのようなゲームの説明が始まっていた。番組内で所々にあったキーワードを見つけるとポイントが入る。ある人物の名前などもポイントになる。スタジオにいるオレンジ色の服のゲスト(おそらくティモンディ高岸)の名も。スタジオにいるタレントかなにかの何人かが紹介されていく。説明の最後は先ほどの暴走族が左側に並び、右側には屋台のカウンターみたいなのの横におばあちゃんがいる。おばあちゃんが持ってるカゴバッグの中に人類チームがとった唯一のポイントの分の玉が入れられ、さらに、おまけで何個か玉が入れられた。この玉を取らないといけないらしい。取り忘れるといけないので、目の前によく目立つ人、新庄剛志ビッグボスがいて、ちゃんと玉を取れと言ってる。さらに、落ちてくる紙吹雪を取ってもポイントになるらしい。説明は要するに、最後の最後に気がつけば玉が取れる可能性があって、気が付くように目立つ人がいたり、暴走族やおばあちゃんがいたりする。とにかく、玉か紙吹雪を取ればものすごくいいことがあるらしい。番組内ではこの最後の挑戦の様子はシミュレーションしかなく、エンディングへ。エンディングではこの企画のディレクターらしき人物がさらに難しい挑戦として、脱出ゲームの話をしていた。全員沼からの脱出。すべてこちらの指示の逆の行動をとる人。褒めなければ何もできないポンコツの人。飴と鞭をうまく使ってご機嫌を取らなければ言うことを聞いてくれない人。など、ひとクセもふたクセもある人ばかりの病院からの脱出ゲーム。ここでキーワードが出た、日本の医学界で一番有名な人が助けてくれる。一番有名なのは野口英世。なので野口という人。ほかにも数人名前が挙がったが覚えていない。それと、担当医はヒデさん。ペナルティのヒデだという。まだほかにも何か言っていたが覚えていない。番組の終了後、旭川の後輩という女の子に出会った。確かに後輩で、名前も知っている気がしたが定かではない。会ったのもテレビ番組を見ていたはずだから何か矛盾している。が、その時は気づかなかった。もしかしたら、現地で見ていたのかもしれない。帰り道に、道に迷ってるという女性に出会う。彼女は今の番組に出るはずだったという。さっきの番組の内容を「どうせ実現はしないと思っているだろう」と言ってきた。遅刻したことと、場所案内したことのお礼に、俺が死んだときにさっきのゲームがあることを教えられる。ポイントを取ると次の人生でいいことがある。から必ずとれよ。と。さらに、死んだときに他人の人生を見ることもできることを教わった。嘘くせー。と思いつつ、俺は「どうせならすべての人の人生が見たい。」というと、それもできる。と言うから、「2回。」というとそれも認められた。そうして、本物の宇宙人と言っていた彼女とは別れた。後輩という女の子もいつの間にかいなかった。続くせん妄とは、場所や時間を認識する“見当識”や覚醒レベルに異常が生じ、幻覚・妄想などにとらわれて興奮、錯乱、活動性の低下といった情緒や気分の異常が突然引き起こされる精神機能の障害です。大半は数日以内で改善していきますが、昏睡こんすい状態に陥ったり、死に至ったりするケースもあります。また、錯乱状態に陥ることによる転倒や、治療に必要な点滴の自己抜去などさまざまなトラブルを引き起こすことも特徴です。せん妄は内科的な病気や脳の病気などが根本的な原因となって精神的な変調をきたした状態のことであり、その原因は非常に多岐にわたります。さらに、せん妄は体の状態だけでなく、環境的な変化によるストレスもひとつの要因となります。具体的には、集中治療室(ICU)をはじめとした閉ざされた環境での入院中、手術後などにせん妄を発症しています。また、そのほかにも鎮静剤や医療用麻薬、抗うつ薬、ステロイドなどの薬剤の副作用としてせん妄が生じることがあります。