フランスきのこのソテー
先週の土曜日、父が東京に来てくれていたので一緒にオステルリーにディナーを戴きに来ました。アラカルトで、父はオードブルにかぼちゃのポタージュスープ、そしてメインディッシュにオンブル(フランス産鱒)のグリエ。私はオードブルにお野菜のテリーヌとフランス産きのこのソテー(2皿も食べちゃいました!)、そしてメインディッシュには今年まだ食べていなかったモンサンミッシェル産ムール貝。どれもこれも美味しかったのですが、特に気に入ったのがフランス産きのこのソテー。空輸で入荷したてのフレッシュなジロール茸・トランペット茸・セップ茸、3種類のきのこたち。それぞれのきのこの特性に合わせて一種類ずつ火の入れ方も変えて丁寧にソテーしてあります。そしてヴィネガーとパセリでさらりとつけてある風味も大変良く合います。セップ茸は肉厚でプリッとした食感が残り、ジロール茸は土っぽい香りがして、トランペット茸は見た目少しきくらげのようですが、一番ヴィネーガの味が滲みていて、味を吸い込みやすいんだなあ・・・と。この特徴はほかのお料理にも使えそうです。これから始まる期間限定のボージョレフェアの特別料理では、トランペットのスープが登場するのでこれもお楽しみに! 上の写真は茶色いほうがジロール茸で、黒くて楽器のトランペットのような形をしているものがトランペット茸。このフレッシュの一番美味しい状態で入荷出来る時期は限られていますので、是非ご賞味ください。プラス料金が1,050円かかってしまいますが、きっと満足していただけると思います。roku