2台のテレビがあったとして、同じチャンネルだったらこっちのテレビとあっちのテレビで画面の表示内容が異なる事はないだろう。
が、パソコンの世界ではそれがあり得るのだ。もう少し正確に言うと、皆さんがネットを見ているときの画面は厳密に言うと、Windows,Macintosh,Linuxでは微妙に異なる。
数年前、NECのWebサイトをMacintoshで見ていたときには大幅にレイアウトが崩れていて、あのNECでさえMacintoshでの動作確認していなかったんだな、と妙に納得したものだった。さらに細かく言うと、そのOSの差以外にも閲覧ソフトの種類によっても再現性が異なる。
現在ネット界の標準ソフトは何といっても「インターネットエクスプローラー(略称 IE)」。Windowsマシン標準搭載のネット閲覧ソフトだ。
続いては最近急に勢力を伸ばしつつある「Firefox(ファイヤーフォックス)」。
Opera(オペラ)はここ2年ぐらい使っていないので意見は差し控えたいが、以前使っていた時はすべてキーボード操作で移動出来るのが気に入っていたし、広告無しの無料版が登場してからは愛用する人も居るとの話を聞く。
ただSafari (サファリ)はWindows,Macintosh版が存在するが、いろいろな意味で現時点では土俵の外の蚊帳の外。
とそんなわけで、世の中の多くのページはIEで正常に見ることが出来るように作られている。逆に言うとIEでネットを見ていれば特に問題は発生しないが、Webページを作る側は大変。どの環境、どの閲覧ソフトでも正常に再現されている事を確認しなければならないからだ
と思って昨日発売された週刊アスキー 2007年8月14日号の64頁を見ていたら、その負担を少しは軽減してくれそうなWebサービスがあるのを知った。
サービス登場から3か月も見逃しているとは大失態。パソコン環境によって再現が異なる事を確認するのは確かに便利かもしれないぞ
●スクリーンショット.jp はこちらから
(以下蛇足)
Windows Vista搭載のIE 7.0を使用して数日。
じっくり使い込んでいないからあんまり書けないが、悪くはないけれどこれではちょっと今一つ。
なぜ良くないかというとかゆいところに手が届かないから。
背中のかゆいところを掻いて欲しいのにあともう少しで届かない、そんな感じなのだ。
ちなみに現時点でのネット界最強閲覧ソフトは何度も紹介している「Sleipnir(スレイプニール)」 これ1本あればネット上でやりたい事は何でも出来る。
初級者から上級者まで幅広い層を対象としている非常に素晴らしいソフトなので、ぜひお試しを
●Sleipnir (スレイプニール)のダウンロードはこちらから