続いて考えたのはデータの移転作業。最初は全ソフトのインストール作業を済ませてからデータを移転しようかなと思ったけれども、早くメールソフトを使いたかったので、たまにはデータ移転からやろうと考えたのだ。
何度も恐縮だが旧パソコンは起動安定に12分、メールソフトであるOutlookの起動までさらに10分ぐらいの時間がかかる。つまりメールソフトの起動までだいたい20分、ひどいときには30分近い時間を要する。「えっ、そんなにかかるの?」と思うかもしれないけれどもこれは事実。
なにしろメールソフトのデータ容量は4GBあるので、旧マシンではその読み込みに時間がかかってしまう。マシンパワーが低いから、単純な理由だ。
で、その4GBのメールデータを移転しようとしたのだが、どうせならば一気にデータを移転しないとまずい。旧パソコンと新パソコンにデータが分かれていると、「あれ、この資料はどっちのパソコンの方が新しいの?」っていうことに必ずなる。
そこで50GBぐらいのデータを新パソコンに引っ越しすることを画策したのだが、さてどうやって移転しようか?そこで困った事態に直面した。大事なデータのバックアップはUSB接続のハードディスクで1週間に一度行っている。しかしここ数週間は多忙だったので全然バックアップ作業はしていなかったのだ。つまりUSB接続のハードディスクに入っているデータは3週間前のデータ。
となると方法としては次の二つしかない。
A-1 旧パソコン→USB接続ハードディスクにデータコピー(4時間)
A-2 USB接続ハードディスク→新パソコンにデータコピー(多分1時間ぐらい)
B-1 ネットワーク経由でデータをコピーする(所要時間全く不明)
決断を求められていた。
片方の道(A)を進むと確実に5時間から6時間はかかり、その間は全く別の作業が出来ない。マシンパワーが低いが故にデータコピーしている時に余計な仕事をすると、コピーそのものが中断する可能性は非常に高い。Macintosh OS 7,8,9をご存じの方ならこのドキドキハラハラする気持ち、お分かりいただけると思う。
もう片方の道(B)も未知の世界だけに危険度はかなり高い。50GBを一気にネットワーク経由でコピーした事はないので、まずもって時間の計算が出来ない。そしてさらに問題なのはネットワーク経由なので、そのネットワークを使用しているのが私の他にも会社の人間が居ると言う事。つまり会社の別の人間がパソコンの再起動またはネットワークに負荷のかかる作業を行ったときに、私の50GBデータコピー作業に影響が出る可能性もある。
前門の虎、後門の狼みたいなものでどちらを選択しても時間の浪費は必至。そこで私は未知の世界であるBコースを選択してしまったのだ。
●今回の浪費時間 選択方法決定の思考時間 10分
●前回の浪費時間 Windows Vista インストール作業 1時間
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