2007年09月30日の日記で『iPod touchの不具合の解消』を紹介したけれども、そろそろ大丈夫かな?と思ってiPod touchを購入した。事前にかなりの知識をため込んでおいたので、特に問題もなくスムーズに動かすことが出来るはず、だったのだが事はうまく運ばない。
というのも文字の入力作業が慣れない。実際にやってみれば分かるが画面が小さいので自分の入力したい文字を思うように打てないのだ。たとえば『A』という文字を入力したいのにその隣の『S』を入力してしまうといった感じで少しイライラ。
ちょっと話が脇道にそれてしまうがiPod touchは無線LAN環境が必須。無線LANが無いとその実力を全然引き出すことが出来ないので、購入予定の方は事前に無線LAN環境を構築しておくことを勧める。
で、その文字入力作業に慣れてきたあと、問題の無線LANの設定を行うのだが、何度やっても登録出来ない。無線LANは初心者ではないので設定作業が出来ないというのは、単純に入力間違いしか考えられないのだが、自分では入力間違いをしているとは思えないし。
そんなこんなで30分が過ぎてしまった。こうなったら同様に困っている『先駆者』が居るはずだからとネットで情報収集。その先駆者のブログを読むと『無線LAN設定が出来ない時には一度英語環境に切り替えて登録すれば良い』と書いてあったので実践する。
日本語環境では登録出来なくて英語環境下では登録が可能というのも不思議な話だが、この世界ではよくあること。実際にやってみると、あらら、不思議、いままで何度やっても通らなかった無線LAN設定作業が一発で通ってしまった。こうなってくると原因は二つに一つ。
●日本語環境下での30分間の設定作業の間、ずっと暗証番号などの入力を間違えっぱなしだった。英語環境下での設定作業のときだけ、暗証番号などの入力間違いが発生せず登録出来た。
●iPod touchそのもののバグ。日本語環境下では登録出来ず英語環境下では登録出来るという『独自の仕様』。
ちなみに原因を突き止めようとすれば出来たけれども、私にとっては原因追及はどうでもいいこと。そんなこと突き止めたとしても自慢話にも何にもならず、時間の浪費だけ。暇だったら当然iPod touchを初期化して工場出荷時に戻して、原因追求の旅に出るのだが、そんなことをやる気力はもうない。
と、ここまで来るとあとはiPod touchの機能を思う存分楽しむことが出来る。日経新聞に掲載されていた感想文も合わせて掲載したが、やはり私の印象もそれに近い。前々からこのブログで書いているが、日本の家電メーカーあるいは携帯電話メーカーとは根本的に発想が異なるのだ。本来ならばソニー、シャープあたりから発売して欲しいのだが、来年には同じようなモノが出てくるかもしれない。
指紋が付きやすい、文字入力がしにくいなど細かい欠点を挙げればいくらでも挙げることが出来るが、その骨太の設計思想の前には全てが雲散霧消してしまう。アップル信者、漸増間違いなしと言ったところかな?
2007年11月17日(土曜日) 日本経済新聞 朝刊 17頁より引用
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