先週紹介したiPod touchのソフトウェアアップグレードを早速行ってみた。心情的には2480円のお金を支払うのは納得がいかないものの、まあアップルマニアにとってはお布施みたいなもの。アドビの年貢と甲乙付けがたい風習だが致し方あるまい。
(注意)アドビのグラフィックソフトはおおよそ1年半から2年程度で改訂版を出荷するが、業務上やむを得ずその改訂版を購入しなくてはならなくなるために、業界関係者からは『アドビ税』または『アドビ年貢』と呼ばれている。Wilkipedia(ウィキペディア)には掲載されていないものの、Google検索ではやたら引っかかる。
蛇足ながらGoolgeには同種のグラフィックソフトを無料で提供してくれることを切望したい。ドッグイヤーと呼ばれるこの業界で、完全無風状態の殿様商売をしているのはアドビだけ。これを打破する気概のあるソフトウエア会社はなんで現れないのかいつも疑問に思っている。
さて話が横道にそれてしまった。Jailbreak(ジェイルブレイク・脱獄)という手法で同種のことも出来るが、余計なトラブルと関わり合う時間がもったいないために安直なiTunes Storeでのソフトウェアアップグレードを実行した。別にJailbreakを否定するわけではなく、万が一不具合が発生したときのトラブル解決に使う時間が惜しいのだ。もうこの手の作業はくさるほどやったので私には意味がない。
とまあ実際にソフトウェアアップグレードを試してみると。
アップルばかりを褒め称えるように聞こえてしまうかもしれないが、予想通りGoogle Mapがとても素晴らしい。外出時に手軽に片手で見ることが出来る地図としては、携帯電話の『ヤフー地図情報』をかなり利用していたが、Google Mapの使い勝手を知った今、もうダメだ。
『ヤフー地図情報』の使い勝手の悪さばかりに目がいってしまう。もちろん現在は公衆無線LAN完備とはいかないので、外出時にiPod touchを操作する時間は限られてしまう。が、自分の見たい場所を自由自在に見ることができる操作性には改めて感心。
何度も書いているが、iPod touchはROM(Read only memory)の時には抜群の利便性と快適性を誇るのだ。ここら辺は実際に体感してもらうしかないけれど、特に長文メールの流し読みには最適のROMマシン。早速メールソフトの設定作業を行ってメール文章を読んだけれども、いやいやなんとも便利としかいいようがなく、携帯でメールを見るより遙かに快適。
この二つのソフトをインストールするだけでも価値は充分と見た。さて早ければ3月ぐらいから有志によって開発されたiPodおよびiPod touchの専用フリーソフトが続々登場するはずだ。こちらの方もどんなものが出てくるのか今から非常に楽しみだ。
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