Windows Vistaのサービスパックがまだ出ない。前回の2007年12月09日に『Windows Vistaのサービスパックがいよいよ登場』と書いてからすでに一月以上が経過している。
半年近くWindows Vistaを使用してみての感想だが、やはり個人的にはXPからの移行については時期尚早の感じがしないでもない。やはりサービスパック導入でOSとしての完成度をより一層確実にしてからの方がいいような気がする。
・2007年7月末にWindows Vistaパソコンを購入したが、本当はXP Professionalが欲しかった。が、NECダイレクトではすでにXPパソコンは無く、いやでもVistaを購入しなくてはならなかった。
・その時点でサービスパックが2007年末には登場するだろうとう観測が流れていた。
・だから2007年7月にWindows Vista搭載パソコンの環境設定をしっかりやっても、いずれ年末にサービスパックを導入するわけだから、HD初期化の可能性がある。
・5か月程度でもう一度環境設定をし直す手間暇を考えると、極力ソフトをインストールしないで購入当初の『素』のままで使った方が賢明かもしれない。
・だからインストールしたソフトはマイクロソフト・オフィス2007と数本のオンラインソフトだけ。
簡単に言うと半年後にHD初期化するわけだから、質素なシステム作りを目指したわけだ。それなのに最近は頻発にシステムが強制終了してしまう。Windows2000,XPより堅牢なシステムのはずなのになぜこんなに頻繁に強制終了するのか?
インストールしたソフトは
・Microsoft Office 2007
・ウイルス対策ソフト
・FileVisor 6.4.4.0
・Vix 2.21
・Firefox 2.0.0.11
・FastCopy 1.62
・Sleipnir 2.5.15
・iTunes 7.5.0.20
・秀丸エディタ 6.13
・XnView 1.91.6
・Yahooメッセンジャー 7.0.1.1
この中でVista対応を明記していないソフトはVixだけ。主としてはMicrosoftのOSとソフトを使いながらオンラインソフトで環境を構成しているのだが、このうちソフトが悪いのか、OSが悪いのかは分からないが、まだまだ共に熟成不足の気がする。だから何かしらのタイミングが引き金となってシステムが強制終了してしまう、そんな風に考えてる。
経験的にはこの予期せぬタイミングで強制終了が一週間に数回も発生するということは、システムが徐々に疲労し始めている証拠。PC系雑誌でよく書かれているようにVistaは決して現時点では完成度の高いOSではない。
やはりXPがメイン、サブ環境でVistaのデュアルブートが今はまだ一番いい。発売当初のOSには決して手を出さない方が賢明だなということは改めて強く感じたけれども、Vistaは発売されてからそろそろ1年経過するのだ。XP環境から移行するためにもより安定・熟成されたシステムになって欲しい。
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