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両側の高層ビルに囲まれるかのように、JR東京駅の北側入口が出来たのはここ最近。それまでは東側・八重洲、西側・丸の内とに出入り口は分かれていたのだ。
さすがに首都・東京を代表する東京駅の入口だけあって、全面ガラス張りでありながら重厚感漂う立派な作りとなっている。そしてその上に堂々とダークグレーの『JR東京駅 TOKYO STATION』の文字が鎮座している。
あらゆる角度から見てもこの場所に駅文字表示をしなければならなかったのは理解出来るが、もう少しスマートに取り付ける工夫は出来なかったものか?と思ってしまうのだ。
具体的にいうと文字を支えるための下から伸びているパイプが太すぎてちょっと武骨。東京駅の書体も少し古さを感じてしまうが、まあこれは全国統一書体だから致し方ない。文字の大きさを考えれば必要最低限度の指示金具という反論もあろうが、せっかくガラス張りの上に設置する文字なのだからもう一工夫出来たかもしれない気がする。
以下に掲載するのはすぐ近くの丸の内オアゾの正面玄関の文字。黒子に徹すべき指示金物は極力見せないようにという繊細な気配りが随所に感じられる。
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