週刊アスキー2008年7月1日号 48・49頁より引用
Windows,Macintosh,LinuxのOSを使っていると一番困るのは環境の統一。OSが異なることにより"作法"が異なるのが一番困るのだ。なかでもインターネット・エクスプローラーなどのお気に入りの共有と過去メールを即時確認出来る環境は必須。Macintosh動作時に『あのメールはWindowsのアウトルックで受信したからWindowsに切り替えて』なんてことはいちいちやっていられないのだ。
そんなことから最近は会社メールは全てグーグルのGmailに保管し、いついかなる場所に居てもOS環境・使用機器を問わず確認出来るようにしている。対価として個人情報が抜き取りにされているが、あくまでも仕事関係のメールだけに限定して使用中。実際に使ってみるととにかく便利としか言いようがなく、Gmailを基盤としたグーグルのウェッブサービス拡充はちょっと凄すぎる。PC初心者向けのサービスから上級者向けのサービスまで至れり尽くせりという表現がぴったりで、これじゃあ有料ソフト入らないでしょう、となるとマイクロソフトは?と思っていたらようやく対抗サービスが出てきた。
Windows Liveと呼ばれるサービスがそれで、SkyDriveから試してみた。というのも無料で5GBのウェッブ上の保管庫が提供されるから、自宅と会社でデータのやりとりをするには非常に便利。で、感想を書くとちょっと送信が遅いかも。マイクロソフト提供のサービスという安心感と信頼性はあるものの、なんかデータの送信が遅い気がするのだ。もちろん時間を計ったわけではなく、感覚的な物差しで比較するとという意味だ。
私の場合は関連記事を見ても分かるように、様々な無料のファイル送信サービスを利用しているので体感的に『あっ、これ、遅いな』と思ってしまうわけだ。
データ送受信の環境に差はあるから、あくまでも一つの意見に過ぎないが、せっかく素晴らしいサービスが出来たんだから是非とも地道に改良して欲しいものだ。ただマイクロソフトの場合、サービス提供後に不人気打ち切りはよくあるので注意が必要。ということでもう少し使い込んだら再度記事としてアップします。
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