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テーマ:徒然日記(23497)
カテゴリ:┣ ●海外の散策●
最初ネット巡回中に見つけたときは単なるグラフィックイメージだと思った。画像加工ソフトなどで編集して作り上げたもので、実際には存在しないと思ったのだ。ところが写真をよく見てみると、どうやらこれは本物。そこから調査が始まった。以前当ブログで紹介した"Angel of th North(エンジェル・オブ・ザ・ノース)"も巨大だったが、それを遙かに凌ぐ大きさらしい。なぜ"B of the Bang"と呼ばれるのか?直訳すると『Bang(叩く)のB』ということになるがそれだけでは意味が分からない。答えは英語版のWikipedia(ウィキペディア)に隠されていた。 The sculpture takes its name from a quotation of British sprinter Linford Christie in which he said that he started his races not merely at the 'bang' of the starting pistol, but at 'The B of the Bang'. 英国の短距離選手リンフォード・クリスティは言った。『レーススタートはピストルの爆発音"Bang"で始めるんじゃない。"BangのBで始めるんだ』 まるで花火が大爆発を起こしたかに見える彫刻は、情熱とスピードを表現しているかのようで、そこから"B of the Bang"と命名しているらしい。遠目から見ると少し傾いたB of the Bangは一体どのように自立しているのか、ちょっと不思議。強度的に問題はないのだろうが、Wikipedia(ウィキペディア)よりその仕様を列挙すると以下のようになる。 ●場所 英国マンチェスター ●高さ 高さ56m(184フィート) ●設計 Thomas Heatherwick(トーマス・ヘイザック) ●完成 2005年12月 ●重量 65ton ●基礎 推定1000ton以上 ●材質 hollow tapered steel columns or spikes ●数量 180本使用 ●比較 Angel of th North(エンジェル・オブ・ザ・ノース)の2倍 Wikipedia(ウィキペディア)を読んでいると、どうやらスパイク1本の先端が2005年1月6日に落ちたようで再溶接されたとか。それにしてもこの高さ56mの巨大彫刻物、一体どのようにして製作および設置しているのか?次回はその辺りを一挙掲載します。 Thomas Heatherwick(トーマス・ヘイザック)の作品はこちらから ●2008年02月25日 ●ロンドン・ガイズホスピタルのリニューアルはスゴイ● ●2008年01月25日 ●ロンドンの回転する橋-その2● ●2007年10月09日 ●ロンドンの回転する橋● 注意事項 各種サイトを見る時には以下の記事を良く読んでください。ネット巡回中に悪意のあるサイトからの攻撃および時限爆弾を仕込まれたとしても自己責任です。当ブログは一切関知しません。 ●2007年12月30日 ★ネットの信頼性★および関連記事 北京オリンピックを目前に控えた市内の驚きの建物シリーズはこちらから
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