"銀座の散策-その65"はちょっと趣向を変えてサッカー特集です。
世界的に有名なブランドショップがずらりと建ち並ぶ銀座中央通りで、異質なお店と言えばアップルストア。日本橋から新橋まで銀座中央通りを歩いてみてもPCショップはここを除いて一つもない。それと同じぐらい異質なのがサッカーの"アディダスパフォーマンスセンター 銀座"。新宿・渋谷・池袋界隈だったらありふれた広告かもしれないが、さすがに中央通り沿いでこれだけのサッカー全面広告は珍しいかもしれない。
土日に銀座のウィンドウショッピングを楽しむ人達にとってはどこの誰なのか?ちょっと分かりにくいと思うので解説してみた。もちろん欧州南米サッカーファンならばすでに先刻承知。Jリーグファンの方には悪いが、中村俊輔や中田英寿とは次元の異なるスーパースター達だ。それにしてもカカとメッシが"共演"するとは、このビルの壁面広告も目が離せなくなってきた。
まず左側はイタリア・ACミランに所属するカカ。ここ数年のパフォーマンスを見ると現時点では世界No.1プレイヤーであることに異論を唱える人は少ないはず。サッカー選手でありながら、2008年5月にはアメリカのタイム誌による「世界で最も影響力のある100人」に選出されるほどの人格者だ。大舞台になればなるほど実力を発揮する決定力の高さは折り紙付き。トップギアに入った後の、最後の最後でさらにもう一段ギアを上げる高速ドリブルは凄すぎて圧巻。
続いて右側。類い希なサッカーセンスを持っていながら、成長ホルモンの分泌異常のための治療費を払えないことを危惧した父親が一念発起。アルゼンチンからスペインまでの交通費をなんとか工面し、バルセロナの門戸を叩いた。『自分では息子の治療費を払えないからバルセロナ・フットボールクラブで負担してもらえないだろうか?』
入団テスト。そのプレースタイルを一瞬披露しただけでバルセロナと契約書を交わすことになったという逸材、それがリオネル・メッシだ。マラドーナの神の領域に最も近づいた一人と言っていいかもしれない。
●メッシの伝説の5人抜きドリブル(YouTube動画)
●Football Dreams
この周辺の写真がご覧になりたい方は地図をクリック
関連記事
●2008年06月08日 ★オリンピックのサッカー★
●2008年05月04日 ★EURO2008が開催される★
●2008年02月17日 ★佳境に入った欧州チャンピオンズリーグ★
●2007年12月15日 ★ACミラン対浦和レッズの感想★
●2007年02月11日 ★ロナウド、途中出場に期待★
●2007年02月04日 ★セリエA 観客無しで再開か?★
●2007年01月14日 ★ベッカム退団とEURO2008★
●2006年12月24日 ★頑張れ、バルセロナ★
●2006年12月23日 ★至高の戦いが始まるぞ★
●2006年12月16日 サッカー・クラブワールドカップの正しい見方
●2006年11月25日 バレーボール世界選手権の感想
●2006年11月11日 ★ホーム&アウェイの意味-その2★
●2006年11月05日 ★ホーム&アウェイの意味★
●2006年10月29日 ★ミラノダービー・志しを高く★
●2006年09月24日 マスコミの使命?-ワールドカップ編
●2006年09月10日 日本代表選手の顔つき