夕暮れになると出没する秋葉原UDXビルの数字錠はいったい何の意味があるのか?出来たら写真を撮ろうと思っていたのだが、ようやくその機会が訪れた。ご覧のように0だけがずらりと勢揃いすることもあれば、無秩序に並ぶこともあり目的が今ひとつ。で、UDXのホームーページを読んでいたら、ようやくその謎が少しずつ解けてきた。
分かりやすく書くと、秋葉原という街で現代社会の混沌を端的に表現するには、0~9で構成される数字が一番適しているということなのだろう。世界的に有名な電脳都市・秋葉原ならではの試みと言えるのかもしれないが、最初見た時にはちょっとビックリ。長時間にわたって見る必要はないかもしれないが、夜間落ち着いてきた頃に、しばしこれを見ながら思索にふけるのもいいかも。
ちなみにこの数字錠の真下の空間は絶好の休憩スポット。骨休みするには最適の場所ながら通行量がほとんどなく隠れ家的な存在なのだ。秋葉原の散策に疲れたらここが一番静かかもしれない。
●秋葉原UDX環境デザインコンセプト
百数十メートルにも及ぶ間口を象徴的に見せるため、4F東側のファサード利用してスケールの大きい演出を行い、JR客など主に遠景での風景づくりを意図しています。何でも表示できる画面ではなく、七つのセグメントのON/OFFにより情報を発信するというプリミティブな表現に情報技術の歴史回顧を試み、技術を培ってきた秋葉原の歴史性を込めたものととして、街とテクノロジーの歴史を表現し、108桁の数字は現代社会の拡張的カオスを隠喩しています。
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