2008年07月28日(月曜日) 日本経済新聞 夕刊 15頁より引用
いつ頃からインターネットを利用しているのかと聞かれるとおそらくWindows95が発売された時だから、かれこれ10年以上前になるわけだ。今この10年を振り返ってみると短いようで早かったというのが正直なところで、部外者である私でさえそう思うのだから実際に仕事に携わっている人はもっと大変、まさにドッグイヤーだっただろう。
思えば当初のネット接続スピードは記憶を頼りに書くと、アナログ電話回線を利用して28kbpsとかなり低速だったと思う。それに当時は定額制ではなくて従量課金。長時間にわたって使えば使うほど電話料金がかさむわけで、だからおちおちネットに接続していられなかったのだ。
それがいつの間にかアナログ電話回線からISDNデジタル回線へ移行、そしてADSLが台頭し、現在は光ファイバーが主力とまさに技術革新の進化の速さはとどまるところを知らない。当時無線LAN接続なんて夢の夢だったのが、携帯電話の進化と共に無線LANも当たり前。PSP,DS
LiteなどいまやPCという枠組みにとらわれることなく、様々なモバイルネット接続機器が登場している。
凄い時代になったもんだとつくづく思う。Windows及びMacintoshの使いこなしは業務上必須であるために自然とそれらの知識が集積されてくるが、今となっては仕事半分、趣味半分みたいなところか?
毎月大量のPC関連雑誌を購入し斜め読みしているが、経験的には3~4か月雑誌の購読を中断すると、もう訳の分からない単語のオンパレードでついていくのが難しい。だからごく普通の方々がPCに対する知識を高めようと日々努力したとしても、次から次へと怒濤のように新しい出来事が押し寄せるために、"容量オーバー"になるのも致し方ないのかもしれない。
テレビを見ている時間とネットを見ている時間とどちらが長いか?とふと考えると、もうこれは圧倒的にネットの方が長い。私の見るテレビ番組はニュース・紀行番組とサッカーだけ。それ以外は殆ど見ない。だからもし自宅からテレビが無くなったとしても、サッカーが見られなくなるだけで別段困ることはないのだ。
2007年08月14日に『Winnyによる情報流出対策』でこういう文章を書いた。
「今一番面白いのは何ですか?」と聞かれたらどのように答えますか?
面白さを伝える媒体としては新聞・雑誌・書籍・テレビ・ラジオ・ネットなどが挙げられますけれども、個人的にはそのどれも正解とは言い難いです。では何が一番面白いかというと「Winnyによる情報流出」+「2ちゃんねる住人分析結果」この組み合わせが最強でしょう。
そのことの是非はともかくとして単純に面白さだけを追求しようと思ったら、新聞・雑誌・書籍・テレビ・ラジオなどよりネットの方が遙かに面白い。この新聞記事を読んでふとそんなことを考えたが、決して仕事の持続性や継続性と高めようと通信手段が劇的に進化したわけではないだろう。やはりそこには面白さの追求があるのだと思った。
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