2008年08月14日に書いた『iPod touchとイーモンスターS11HTの異なる点』ではiPod touchのユーザインターフェイスが優れているから、イーモンスターS11HTより使いやすいと書いた。それから一月以上が経過し、だいぶ使い込んだ結果、このWindows Mobile端末は『これはこれでありかな?』と思うようになってきた。
よくスマートフォンは敷居が高いと言われるが、このイーモンスターS11HTもまさにその通り。国産携帯電話みたいにあまりユーザ側がいじくることが出来ない端末と違って、イーモバイルS11HTはユーザ自身が自分で使いやすいように手を加えていくことが出来るのが特徴であり楽しみであるのだ。
だからある程度Windowsの作法に通じている人にとってはいじくり甲斐があるだろうが、国産携帯電話だけを操作してきた人にとってはちょっとつらいかもしれない。取扱説明書にはたいした事が書いていないので、情報入手はネットから。やりたいこと、知りたいこと、分からないことは全て自分でネット上を徘徊して情報を集めて分析しなければならないのだ。
だから自分で調べるのが不得手な人はあまり手を出さない方が賢明かもしれない。例えばネット閲覧ソフトとしては標準でインターネット・エクスプローラが搭載されているが、どうにも使いにくい。なまじS11HT+WMWifirouter+iPod touchでネットを見る楽しみを知っているだけに、このインターネット・エクスプローラ、なんとかならんかいな?と思って調べると。
●NetFront(R) Browser v3.5 for Windows Mobile (R) コンセプト版
を先駆者達が褒めているので、自分も試しにインストールしてみた。そしたらインターネット・エクスプローラにはもう戻れないほどの画面描画の仕方が気に入り、これだったら画面は小さいものの、PCでネットを見ているような感覚で行けるかな?と思ってしまった。
それほど頻繁に使うわけでもないのでNAVITIME・有料版に加入しないで済むにはどうすればいいか?と調べていたらモバイルGoogleマップを利用すればいいことに気が付いたりと、基本は自分でしたいことは自分で調べて情報を入手すれば格段に使い勝手が良くなるのだ。
そんなこんなでこのイーモバイルS11HT、音声電話として使用したことは全然無いが、メイン端末になる資格は充分あるように思えてきた。現在はドコモ携帯をメインに、外出時にS11HTをサブとして使用しているが、そのうちに主従逆転になるかもしれない。
とそんな事を考えていたら、HTC Touch Proがドコモとソフトバンクから発売されるというニュースが飛び込んできた。ドコモから発売されるのはとてもありがたいが、WMWifirouterみたいなソフトはドコモの立場からすれば絶対にユーザにインストールさせたくないソフトだろう。いつ、どんな仕様で発売されるのかまでは分からないが、変な使用規制で骨抜き端末だけにはして欲しくないと思う。
確か本日はGoogle Android(アンドロイド)携帯の正式発表日のはず。日本国内にはいつ登場するのかは不明だが、前評判が高いだけに発売されたら困りそうだ。3G iPhone発売前のお祭りとまでは行かないだろうが、マニアにとっては関心が高いだけに、キャリアとか仕様を抜きにして買ってしまうかも。
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