2008年09月29日(月曜日) 日本経済新聞 夕刊 5頁より引用
Google提供の表計算ソフトもたまに利用するが、だいぶ使い勝手が良くなってきた。マクロなどの高度な機能は搭載されていないものの、日常業務内で利用するのだったら、これで充分かもというぐらいソフトが改良されている。だいたいマイクロソフトのエクセルはちょっと重装備すぎるところがあって、いらない機能も結構多いのだ。だからエクセルを使ったり、Googleの表計算ソフトを使ったりと最近は両者を使い分けているが、ひょんな事からMicrosoft Office Liveを知ったので利用してみた。
Microsoft Office Liveは『1,000 ファイル以上を保存、どこからでもアクセスできる簡単に共有でき、ユーザーごとにアクセスを管理 Word, Excel, PowerPointから直接アクセスできる』というのが最大の売りで、PCのエクセル上で操作を行いながら、実際に保存するのはPCのハードディスクではなく、マイクロソフトが無料で提供するネット上の保管庫。ユーザからするとPCのハードディスクに保管しないので、会社でも自宅でもエクセルさえインストールしておけば、どちらの場所でも書類を開くことが出来るというわけだ。
で、実際に使ってみると予想外に便利だった。手に慣れ親しんだエクセルで操作しながら、保管場所はネット。いちいち自宅に書類を持ち帰る必要もないし、現在進行中の書類は『ここ』と決めておけばPC上を探す必要もなくなるわけだ。こういうサービスを始めてくれると、さすがにGoogleの表計算ソフトよりも遙かに使い勝手が良い。有料ソフトだけのことはあるな?と妙なところで感心してしまったが、こういうユーザーサービスは大歓迎。これで後はMicrosoft Officeの価格そのものが安くなってくれれば文句なしなんだが、Windows版Microsoft Officeを持っている人はMacintosh版Microsoft Officeを割引価格で販売してくれるなどの優待制度が欲しい気がする。
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