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2008年10月09日
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2008年10月06日(月) 宇都宮の「餃子像」壊れる

ギョーザのまち宇都宮を象徴するJR宇都宮駅東口の「餃子像」が6日、引っ越し作業中に倒れて壊れた。像は大谷石製で、高さは1.6メートル、重さ約1.7トンあり、女神がギョーザの皮に包まれている姿を表現している。再開発事業に伴う駅西口への移転作業中、像を吊っていたワイヤーが外れた。宇都宮の名前を全国に広めた「立役者」だけに、関係者が今後の対応を検討している。


2008年10月07日(火) 接着剤使い「餃子像」修復へ

6日の移転作業中に壊れたギョーザのまち宇都宮のシンボル「餃子像」が修復可能であることが分かり、来月のギョーザ祭りまでに完成させる方向で関係者が検討を始めた。餃子像は像と同じ素材の大谷石の粉を混ぜた接着剤を使うことで修復が可能という。さらに、ステンレス製の棒を芯に通して補強し、JR宇都宮駅西口への移転に当たって予定していた表面の「お色直し」も併せて行うよう検討する。


2008年10月8日(水) 読売新聞 餃子像修復へ「美人になって戻ります」

JR宇都宮駅東口で移転作業中に倒れて胴体が割れた大谷石製の「餃子(ぎょうざ)像」について、所有者の宇都宮観光コンベンション協会は7日、胴体を修復して予定通り駅西口に設置する方針を決めた。11月1,2日の「餃子祭り」には間に合う見通しだという。

餃子像は6日、駅前整備工事のため、市から移転作業の委託を受けた業者がクレーンで持ち上げた際、バランスが崩れて台座ごと落下。衝撃で像が倒れ、胴体が真っ二つに割れた。

同協会によると、市駅東口整備推進室から、像の内部に金属の棒を入れて強度を確保し、胴体を接着剤でつなぎ合わせる修復案が示され、受け入れた。つなぎ目を大谷石の粉末で埋め、傷が目立たないようにするという。同協会の大垣博美事務局長は「修復できると聞いて、ほっとした。背面についたコケも落として美人になって帰ってくるので楽しみにしてほしい」と話した。


(ようつべ動画)餃子像クラッシュの瞬間(from とちテレ)

(ニコニコ動画)2008年10月07日 11:08:33 投稿 餃子像真っ二つ



この写真。あちゃー、やっちゃった。どうしよう。スゲエ、まずい。

百聞は一見にしかずとはよく言われるが、すべてはこの写真が物語っている。情報はネット上から収集した伝聞記事なので憶測で文章は書いている。でもこれは対岸の火事の様子見で笑って見ていられる出来事ではないのだ。自慢じゃないが、我々だってこれ以上のコトを起こして警察沙汰のお世話になったこともあるんだから、気持ちはよく分かる。

多分この会社の社長さん、携帯電話で一報を聞いた瞬間に背筋がびくっとして、従業員の声色で全てを瞬時に理解したはずだ。大体、いつもと違う声色で話しかけてきた時はなんか不測の事態が起きたとき。経験的には二つに一つ。ホントに具合が悪くて声の調子が悪いのか?なんか金額的に多額の損失を会社にもたらすことをやってしまったのか?これしかない。だからびびっただろう。

普通の銅像と思ったら大間違い。相手は餃子の街"宇都宮"のシンボルとして県内外から広く親しまれ、宇都宮の名前を全国に広めた立役者。観光客からは記念撮影スポットとして知られているJR宇都宮駅東口の象徴的な像なのだ。

専門用語ではモノを吊り上げる時にロープを巻き付ける作業を玉掛け(たまかけ)作業という。動画を見る限りでは玉掛け作業を軽視していたような気がしないでもない。吊り上げようとしたら、あっという間にワイヤーが外れて餃子像が倒れてまっぷたつ、そんな感じだ。

石に関しては専門外なのであまり偉そうなことは書けないが、『推定重量』からするとどうもちょっと疑問符が付いてしまう。というのもこの餃子像、推定重量1.7tonとテレビでも新聞でも報道されているが、パッと見た感じ、これが1.7tonもあるとは思えない感じがする。身近な例で例えると国産大衆車クラスのカローラで1tonから1.2ton、高級車クラスでも1.2~1.5ton。1.7tonと言えばベンツやBMWの高級車と同等の重さだ。

私が最初写真を見たときには、1.7tonではなくて0.17ton=170kgの間違いじゃないの?つまり桁を間違えて報道しているんじゃないの?と思ったぐらいだ。だから移設計画段階でこの業者の人達がどのように判断したかは分からないが、案外そのように考えた可能性は大きい。見た目170kg、実際は1700kg。この差はデカイ。

この仕事ではいざ実際フタを開けてみたら、中身はとんでもなかった、なんだ、話が全然違うじゃないの?というのは良くある話。明日は我が身と思って対処しなくてはと考えされられた出来事であった。


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Last updated  2008年10月09日 09時30分20秒
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