2008年10月16日(木曜日) 日本経済新聞 朝刊11頁より引用
つい先日アップルの新型ノートパソコンが発表されたが、一番楽しみにしていた低価格超小型PC(5万~7万)についての言及はなかった。もちろん開発していないわけがないのだから、時期尚早と判断したのかどうかは分からないけれど、完全な肩すかし。
日経新聞によるとアップル対NECの構図でこの低下価格超小型PCを取り上げているが、いま都内の家電量販店の店頭は、どこもかしこもみんなこの低価格超小型PCを全面に押し出したセールスを展開している。確かに価格も安いこともあり思わず手を出しそうになってしまうのだが、やはりそこは低価格だけあってちょっと安っぽい。別に台湾メーカーだから嫌いというわけでもないけれど、日本メーカー製の方に安心感がある。
様子見をしていたら、ようやくというべきかついに真打ちが登場してきた。PCはいろんなメーカーの製品を数限りなく使ってきたが、やはり国産、それもNECの製品は安心して使うことが出来る。去年Vistaマシンを購入したときも安心と信頼の面からNECにしたが、こうなってくると1万円程度の差だったら、やっぱり海外製品よりNECだろうと登場を待ちわびることにした。
●NEC、堅牢性を重視したEeePC対抗低価格ノートパソコン「LaVie Light」を発売へ
期待してGigazineを見てみると性能はそこそこなんだけれども、写真から見る限り今ひとつの質感だ。やっぱりこういうのはアップルの方がうまいのかな?なんて思ったりするが、そのアップル、ブランド力を背景に強きの価格戦略ときたから、これは見物だ。まあ確かに写真写りはNECより遙かにいいし、価格に見合った機能や性能を提供するのだろうけれども、セカンドマシンのノートPCに15万はちょっと高い。メモリ増設して周辺機器を揃えれば、すぐに20万は行くことになる。
アップルのことだから、たとえばMacBook miniとでも称して
・iPhone 3G+MacBook miniのセット販売
・アップル純正 WMWifirouterを3G iPhoneに搭載
・MacBook mini→無線LAN→iPhone接続→iPhoneの3Gを利用してネット接続
なんてことが簡単に出来そうなんだけれども、この調子だと発売したとしても2009年春ぐらいになるのだろうか?それにしても今回の高めの価格設定をユーザがどのように判断するか、とても面白い。旧機種をだいぶ値下げしたらしいから、これを機会に新型ではなくて旧型のMacBookを購入するのも面白いかもしれない。そういえばLeopard、発売されてからそろそろ1年経過するらしいから、ちょっと試してみなくては。
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