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2008年11月04日
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カテゴリ:┣ ●海外の散策●

フランス・パリのルーブル美術館、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館、イギリス・ロンドンの大英博物館を世界の三大美術館と呼ぶらしいが、そのロンドン・大英博物館をマルチマップ(英語版)及びグーグルマップで見ると面白い構造をしているのに気がつく。歴史的な建造物が建ち並ぶロンドン市内においてこの色合いはとてもよく目立つが、実はこの瑞々しいエメラルドグリーン、何かというとガラスなのだ。後で紹介する室内の写真を見ればよく分かるが、このガラス天井には支柱が一本もない。中央の丸い建物と外周の四辺だけで持たせているらしい。どれだけの大きさなのか正確な数字までは調べていないが、それにしても巨大だ。

Multimap(マルチマップ英語版)で見る大英博物館のグレートコート(Great Court)


Googleマップで見る大英博物館のグレートコート(Great Court)



Wikipedia(ウィキペディア)によると、大英博物館は『世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品や書籍など約700万点が収蔵されている(うち常設展示されているのは約15万点)。収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物・標本・硬貨やオルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡る。イギリス自身のものも所蔵・展示されている。余りに多岐にわたることから、常設展示だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能である』と紹介されており、見所は非常に多い。

中央部分の遠景の建物はもともと大英博物館の図書室閲覧室として建築されたが、図書機能の大半がセント・パンクラスの大英図書館新館に移行されたため取り払われて現在の姿となっているようだ。その辺りはWikipedia(ウィキペディア)の大英博物館図書室に詳しい。

どうやら図書館機能が移転した後に、中央の円形建物と外周の建物とを利用して建築されたのがグレートコートだが、見る角度によって様々な表情を見せるこのガラス天井は圧巻。ちなみにグレートコートにはおいしいアフタヌーンティーを飲むことが出来るコート・レストランが隠れスポットとしてあるらしい。チョコレート菓子が絶品との評判なので、ロンドンに行った際にはしばし休息しながらこのガラス天井を眺めるのも一興かもしれない。


内側から見た大英博物館のグレートコート(Great Court)の全景写真


内側から見た大英博物館のグレートコート(Great Court)の部分拡大写真



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Last updated  2008年11月04日 09時28分41秒
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