新聞チラシに紛れ込んでいた『東京ドーム ふるさと祭り東京2009』。なにやら面白そうな雰囲気が感じられ、三連休に行ってみるには絶好のイベントかもしれない。まあ、朝早くから出かけるべきものでもないので、昼頃にでも到着すればいいのかな。そんなに混むものでもないしと高をくくっていたのがまずかった。
午前11時過ぎに到着すると、なにやら長蛇の列。係員の説明によると中に入るまで2時間はたっぷりかかるという。だいたい行列ほど非生産的な行為はないと思うが、それにしてもディズニーランドの人気アトラクション並みの混雑ぶりにはすっかり意気消沈してしまった。
すでに後楽園のイベントページからは削除されているので説明しにくいが、東京のど真ん中で"ふるさとの祭り"を再現しようという壮大な試みだから、望郷への思いを秘めた人たちが数多く集まった結果なのかもしれない。
それにしてもこの行列、日常の業務上の出来事ならば我慢出来なくもないが、休日にはさすがに勘弁。ということであっけなく断念し、夕方に再突入を敢行することに決定した。午後5時過ぎに訪れてみると、昼間見た長蛇の行列がまるで潮を引いたように雲散霧消している。なんだ、最初から外してくれば良かったんだと思ったのも束の間、午後6時を過ぎてもなお故郷の味を一生懸命宣伝する人達とそれを囲むかのように楽しんでいる人達の熱気に圧倒されてしまった。
メインイベントはなんと言っても青森県の五所川原市で開催される"立佞武多祭(たちねぷた)"。その立佞武多祭(たちねぷた)で初陣を飾った不撓不屈(ふとうふくつ)が現地の迫力そのままに東京ドーム内で再現されるという。写真集でひととき味わってみてください。
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