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2008年04月08日に掲載した"ビル外観と調和した壁面サイン"
・ビルの外観は明るい感じの色調で統一しているので、出来ればサイン・看板は無い方がすっきりする。 ・でも入居テナントの業種を考えるとサイン・看板無しでは通らないだろう。 ・最初は設置しなかったとしても入居後に苦情に近い形で言われる可能性が高いので、やはりサイン・看板は付けるべき。 ・このビルの立地条件からすれば東面・北面の2面にサイン・看板は必要だろう。 ・壁面サインに統一感を持たせないと、ビル全体のイメージが低下する可能性がある。 とまあ、こんな会話が施主と設計者の間で交わされたことは想像に難くない。テナントからすれば壁面サインの飾り枠など無い方がいいのだ。というのもこの飾り枠があることによってテナントの表示面積が少なくなるから。 が、逆に施主の側からすると、窓の飾り枠、さらには壁面サインの飾り枠と同じものを配置したことにより、ビル全体の統一感を保つことが出来るのだ。壁面サインの見た感じもとても上質な印象を与えると思う。場所柄、サイン・看板は必須であるが故に、イメージを損なうことなく壁面サインを配置した好例の作品だろう。 2008年04月08日『ビル外観と調和した壁面サイン』では、このような文章を掲載した。それから1年近くが経過すると、どのように変わったか?それが以下に掲載する写真集だ。外壁の色から始まり、看板全部を入れ替えてヘアーサロンも全面リニューアル。 個人的な好みからすれば、あまり好きではない。以前のサインおよびビル全体が醸し出していた上質さが失われ、より広告を全面に押し出したリニューアルのように感じられるからだ。集客力アップを第一に考えれば致し方ないだろうとの判断はもちろん尊重出来るが、それにしてもリニューアル前の外壁サインの飾り枠はとても素晴らしいアイディアだっただけに少し残念な気がする。ここが新宿ならありかなとも思えるが・・・・ Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 関連記事 ●2009年01月21日 ●銀座ティファニー本店のリニューアル-その2● ●2009年01月20日 ●オペーク銀座店のリニューアル-その2● ●2008年12月01日 ●銀座4丁目和光本館がリニューアルオープン-その2● ●2008年11月27日 ●銀座4丁目和光本館がリニューアルオープン● ●2008年11月05日 ●オペーク銀座店のリニューアル● ●2008年11月04日 ●銀座ティファニー本店のリニューアル● ●2008年08月18日 ●表参道アニエスベー ボヤージュ(Agnes b. Voyage)のリニューアル● ●2008年06月30日 ●表参道ヒルズのリニューアル● ●2008年02月25日 ●ロンドン・ガイズホスピタルのリニューアルはスゴイ● ●2006年12月04日 渋谷駅西口★この仕上がり、いいね★その1
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