個人的に注目している携帯電話は全部で三つある。一つは2009年6月から7月にかけて発売されるであろうとの噂が出ている三代目iPhone。iPhoneはソフトバンクから発売されている限り積極的には購入する気になれないが、もし今年になってドコモから発売されればぜひとも購入したい代表的な機種。
携帯電話としての使い勝手が国産のそれと比較するとだいぶ劣るなどの批判もあるが、一度は自分でその使い勝手を確認したいものだ。
続いてGoogle携帯。早ければ今年の夏にも登場するのではと囁かれているが、グーグルサービスと携帯電話との融合はどうなるのか?iPhoneとは異なるアプローチの仕方が興味津々。すでにアジアでもグーグル携帯が発売されたらしく、ここ日本でも秒読み体勢突入と考えていいだろう。
そしてドコモから発売されたばかりのSH-04A。
イーモバイルS11HTを使い出してからだいぶ経過するが、良くも悪くもS11HTはWindows Mobile端末。Windowsの設計思想をそのまま携帯電話に持ち込んだために、PCに詳しくPCとの同期を積極的に行いたい方には重宝するだろうが、国産携帯電話の片手親指操作に慣れた人には敷居が高いのも事実。
特にS11HTは多機能高性能だけにこれ一本で全てを済まそうとなると、それ相応の知識が必要となる。使い込んでの感想はマイナス面は殆ど無くとても便利であるとは思うが、国産携帯電話の独自機能に対応していないのがちょっと残念と言えば残念。
ワンセグやおサイフケータイなどは国産携帯電話の独自のもので、Window Mobileやスマートフォンでこの機能を搭載している機種はまずないと思う。無ければないで別に困らないワンセグやおサイフケータイだが、ソフトバンクのiPhoneが絵文字およびワンセグ対応したところを見ると、やはりニーズはあるのだろう。
と、そんな視点からこのSH-04Aを見るととても興味深い。見た目はスマートフォンでありながら、国産携帯電話の独自機能も搭載しているなど、いわゆるいいとこ取りの端末なのだ。
iPhoneは基本操作を全てタッチパネルだけで行うスマートフォンだが、最大の欠点はハードウェアキーボードを搭載していないので、日本語入力作業がしんどいこと。iPod touchで何度も日本語入力作業にトライしてみたが、結局は慣れずに断念してしまった。で、その時に思ったのはこれでハードウェアキーボードが付いていれば申し分がないのになということ。
それ以来タッチパネルでなおかつキーボード搭載携帯の発売を楽しみにしていたのだが、ついに登場したというわけだ。タッチパネルにQWERTYキー搭載しながら、iモードをはじめとするドコモのサービスがすべて利用できるのが最大の魅力だが、シャープ製品であることから使い勝手もおそらく申し分ないはず。
各種の掲示板を読んでも、日本語入力作業は快適という好意的な意見が多く、かなり完成度の高い端末であるような気がする。
さて気になる価格はと?ちょっと調べてみると、ITmediaでは『バリューコースは新規契約時の一括払いが6万5310円、分割払いは頭金が3150円で、24回払いの月々の支払額が2590円、12回払いの月々の支払額が5180円。ベーシックコースの新規契約価格が4万9560円』とのこと。
新規で6万5千円はかなり高いと思うので、おいそれと購入は出来ないが、価格がこなれてきそうな5月ぐらいが狙い目かもしれない。でもそのときになれば新型iPhoneの噂がチラホラと聞こえてきそうだ。
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