自宅でも複数台のPCがあると一番やっかいなのがデータの同期。ノートPCの方が新しいのか、それともデスクトップPCで作った方が新しいのかが分からなくなり、結局は両方開いて作成日時を確認するっていうことをよくやったものだ。
そんな反省から今回購入したMacBookでは極力ノートPC側にデータを置かないようにしている。で、どこにデータを保管しているのかというと、メールはすべてGmail。作成した書類はマイクロソフトのWindows Live SkyDriveだ。このWindows Live SkyDriveは25GBの大容量オンラインファイル保存が出来るのが最大の魅力。
ちなみに無料の保管庫は探せばいくらでも見つかり、特に海外の保管庫は無料、容量無制限を謳ったものが数多くあるが、心配なのは信頼性。いつなんどき有料化になるか分からないし、トラブルが発生した時に英語対応だとちょっと厳しいものがある。
で、マイクロソフトだから大丈夫かというと実はそうでもない。全幅の信頼性を置いていると、とんでもない目に遭う可能性はある。マイクロソフトのサービスは昔からいろいろと見てきたし、現在もMSN 9 Premiumに加入しているが、そのサービスの利用者が少なくなったりすると、即座にサービス打ち切りとなってしまうのだ。
そのあたりは米国の企業であるだけにあっさりとしており、ある日メールが届いたら数週間後にはWindows Live SkyDrive中止となる可能性はある。だからその辺を踏まえて利用する必要があるだろう。とは言いながらも25GBのファイル保管庫としての利用価値は非常に高い。
ここ一月ほど頻繁に利用するようになったが、ファイルのアップロード、ダウンロードともに快適に行えるし、写真は縮小画像が一覧表示されるのでとても使いやすい。これで後はHotmailがGmailと同じぐらいに機能アップしてくれれば文句なしなのだが、今はまだまだ使い勝手の面でGmailより数段落ちる。それにしてもGoogleが始めた無料Webサービスだが、Google、Microsoftがお互い切磋琢磨しながら改良を続けてきている。これからもちょっと目が離せないかもしれない。
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