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●2007年02月08日 ★エレベータの中では静かに★
●2007年03月16日 ●わざと?単なる間違い?● ●2007年09月14日 ■世界各地のトイレマーク■ 2009年02月23日(月曜日) 読売新聞 夕刊 14頁より引用 いくら連載ものとは言え、この記事を初めて読んだ人が文中二回出てくる"UD”ってすぐに理解出来るのだろうか?との疑問は拭えないが、正解はユニバーサルデザイン。それでも分かりにくいと思うので補足説明をすると、"広く世間一般に認知されている分かりやすい図柄または意匠"とでも訳すのがいいかもしれない。 さてこのピクト、ピクトとは文中にあるように絵文字と考えると分かりやすいが、なかなか作るのは大変なのだ。 ・簡単な意匠であること ・老若男女、誰にでもすぐに分かること と条件はしごく簡単なのだが、言うは易く行うは難しの典型的な例で一つのピクトが決まるまでには、ものすごい議論が交わされる。例えばこのすぐ上に掲載した男女のピクトグラム。トイレの場所を示すものとして誰でも知っているが、どんな会話がなされるかというと・・・ ・あれ、この図柄からすると成人男性と成人女性を対象としているのかな? ・小学生や赤ちゃんは利用していいのだろうか?小学生は赤ちゃんのピクトも入れた方が・・・ ・高齢者の方はこのトイレを利用していいの? ・高齢者の図柄を入れるのだったら、やっぱり杖をついているのがいいかもね。 ・身障者の方はここを使っていいのかしら? ・女性だからといってスカートとは限らないでしょ。ジーンズをはく女性も居るからスカートだけに限定するのはねぇ。 ・外国の人は英語も入れておかないと分かりにくいんじゃないのかな? ・それを言うんだったら、最近は日本語・英語・中国語・ハングル語表記が当たり前になってきているからなぁ。 ・これだと靴を履いていないように見えるでしょ。だからせめて靴だけでも入れた方が・・・ とまあ十人十色、さまざまな意見が交わされるのだ。そんな視点からこのパナソニックのユニバーサルデザインを見てみると面白いかもしれない。紙面スペースの都合で写真が小さいのは理解出来るが、願わくばもう少し大きければ良かったのに。残念である。
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