■ガラスで覆われた斬新な建物■

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2009年03月26日

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テーマ：★今日のハイライト★(570)

カテゴリ：┣ ■サイン-壁面■

このブログでは過去に様々な袖看板を紹介してきたが、今回紹介する袖看板は特筆すべきものだ。銀座、表参道・原宿、新宿、渋谷、池袋といろいろな場所を歩いてきたが、ガラスだけで構成された袖看板はまず無い。理由はいろいろと挙げられようが、その最大の理由はガラス単体だけだとどうしても視認性が劣るためだろう。

袖看板の存在意義は何？と考えると、遠くから見てもどのようなお店があるのかを知らしめるためのもの。が、ガラスだけの袖看板だと見にくいのだ。見る角度によって様々な表情の変化を見せる透明感、高級感はガラス製品ならではものだが、それはあくまでも補助的なものとして使われたときのこと。ガラスそのものが主役となったときに、特にサイン・看板では見せ方に一工夫も二工夫も必要になってくる。

そんな視点からこのガラスで覆われた建物を見ると、かなりの意欲作。最近は表参道にあまり行っていないので断定は出来ないが、銀座でこのタイプの袖看板を初めて見たということは、おそらく都内ではここにしかない可能性が非常に高い。ガラス二枚を重ねて特殊金物でしっかりと固定する。そして夜間でも見やすいようにLED照明入りの袖看板をビル端部に設置。

一体どのような見え方をするのか、同業者の方は興味津々だろう。ありそうで今までは無かったガラス製の袖看板に果敢に挑戦した設計者と製作業者には、素直に拍手したいと思う。Googleストリートビューで場所を示したかったが、なぜかここだけは対象外。銀座8丁目リクルートビルの裏側にあるので、行けばすぐに分かる。

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