250GBのネットワークハードディスクが満杯になってきたので、そろそろ次の製品をと思って白羽の矢が立ったのが、これ。
●ミラーリング/ストライピング RAID対応LAN接続ハードディスク HDL2-Gシリーズ
なにやら注釈が長くて一般の方には分かりにくいかもしれないが、早い話、見た目は1台のネットワークハードディスク。だが、実はこの中にハードディスクが二台あり、データを保存するとその二つのハードディスクに同時に書き込んでくれるRAID1(レイド)に対応しているのだ。何が便利かというといちいちデータのバックアップを自発的にやる必要がない点だ。
●データを安全に保存するミラーリングに対応!
データを安全に保存するミラーリング機能(RAID1)対応!2つのハードディスクに同じデータを同時に書き込むため、万が一、一方のハードディスクが故障してもデータは安全に保護されます。故障したハードディスクは、正面のランプにより確認できますので、一旦電源を落としてから、新しいハードディスクに交換してください。電源を再投入すると、自動復旧(オートリビルド)し再びミラーリング状態に再構成されます。
1GB,2GB程度のデータ容量ぐらいだったら、まだ自主的にデータバックアップをやる気がするのだが、何十GBや何百GBともなると、そのバックアップデータ作業にも膨大な時間と労力がとられることになり、はっきり言って面倒くさい。そろそろRAID対応でもしておかないとまずいかなと思っていた矢先だったので、ちょうどいいタイミングだった。
RAID1と聞くとセッティングが大変なようにも思うが、手順を丁寧に書いたパンフレット通りにやればいとも簡単にRAID1を構築することが出来る。前にも掲載したクラウドコンピューティングではないが、ネットブックの擡頭などもあり1台のPCでOSとデータを管理するのではなく、PCにはOSのみ、データはどこか1箇所で集中的に管理した方が業務上は効率が良い。
そんな考えからRAID1のミラーリング機能対応のこの製品に飛びついてしまったのだが、いじくりだしてみるといろんな副産物があるのに気がついた。その代表的なものがiTunesサーバー機能搭載。
●iTunesサーバー機能搭載。LAN DISKが巨大なミュージックサーバーに
LAN DISK Homeにネットワークでつながっているパソコンで起動したiTunesが、LAN DISK Home内の音楽ファイルを自動で発見。離れた場所から再生することが可能です。
今までは2006年12月17日に掲載した『iTunesの便利な機能』で書いた通り、2台のPCを起動して1台に入っているiTunesの楽曲をもう1台のPCで聞いていたのだが、このiTunesサーバー機能を搭載したネットワークハードディスクだと、この電源を入れておけば家中どこからでも音楽を聞くことが出来るのだ。
さらにリモートリンクなどPCマニアにとっては垂涎ものの機能など、かなりいじくり甲斐のある仕上げとなっている。これからが楽しみになってきた。
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●2009年04月12日 ネットワークハードディスクの購入