自宅に設置したLAN DISK Home(HDL2-Gシリーズ)の取扱説明書を読んでいたら、リモートリンク機能があり外出先からでもLAN DISKに接続可能であると書かれていた。こういうサービスを知るとぜひともその使い勝手を確認してしまいたくなるのが人情というもの。実際にやってみたことはないがダイナミックDNSサービスを利用すれば、外出先からでも自宅ハードディスクに接続可能であることは知っていた。が、必要に迫られていたわけでもないので今までは実験しなかったのだ。調べてみると、以下のIOデータのページに詳しい解説が掲載されている。
●LAN DISK Homeのリモートリンク機能を動画でご紹介。
●世界中どこからでもアクセス!HDL2-Gシリーズにリモートリンク機能が追加されました。
この二つの動画を見るとリモートリンク機能によりLAN DISKに接続する様子がよく分かる。で、実際に試したところリモートリンク機能の設定作業は拍子抜けがするぐらいに簡単で、同封されている導入の手引き書を読んで設定すれば誰にでも出来るだろう。
で、いよいよきちんとつながるかどうか実験してみた。出先からIDおよびパスワードを入力すると、あっけないぐらい簡単に自宅LAN DISKに接続。出先のPC画面に自宅LAN DISKの階層構造を示すフォルダが表示されたときはちょっと感動してしまったが、光ファイバーなど高速通信回線を導入しているのであれば充分実用に耐えられる速度だ。
ちなみにリモートリンクで出来るのは、ファイルのアップロードとダウンロードおよび名前の変更、削除の四つだけ。それほどの多機能操作が出来るわけではないが、複数の場所でデータをやりとりする人にとっては非常に便利な機能だ。会社から自宅にデータを持ち帰るときには、USBメモリースティックや宅ふぁいる便などのサービスを利用していたが、これからは直接自宅LAN DISKにデータを入れることが出来るわけだ。
それにしてもLAN DISK、今までは単なるデータ保管庫として利用していたが、様々な付加価値が与えられてきており、それらを使いこなすことが出来れば非常に便利なハードディスクと言っていいだろう。データの二重バックアップ機能、iTunesサーバ機能、そしてリモートリンクと単なるハードディスクの枠組みにとらわれない製品に仕上がっている。
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