去年の暮れに購入したMacBook 2400/13.3 MB467J/Aだが、Windows Vistaのいろんなソフトを入れていたらさすがに動作が不調になってきたので、思い切って再インストールしてみた。自宅や会社で使用したり、外に持ち出したりと大活躍のMB467J/A。重要なデータは全てメインで使用している他のPCに入れているために初期化が凄く楽だ。思い立ったらデスクトップに置いてある書きかけのファイルをいくつかバックアップすればそれでOK。こういうときにデータをそのPCだけで管理していないことの有り難さを如実に感じる。

2,3個のファイルをネットに上げて保存が終わると、早速再インストール開始。MacBookにWindowsを再インストールするときには、一度Macintosh側でBootCampを起動→Windowsパーテーション削除→Windowsパーテーション作成が一番簡単で済むらしいとはネット情報。物は試しでその通りにやってみると、特に迷うところもなくWindows再インストールの場面までこぎ着けたが、ここではたと考え込んでしまった。XPにするかVistaにするか、それとも前評判の高いWindows7RC版を入れてみるか？選択肢が三つあったからだ。

ちなみに現在使用しているVistaはネットでさんざん書かれているとおり、動作が今ひとつ重くサクサク感とはまるで無縁のOS。それほど負荷のかかる作業でもないとき、たとえばファイル名称の変更をしているときでも一瞬止まったかと思うほど反応がないときがある。Vistaよりは軽いと言われているWindows7を入れてみるべきか？それとも安定感優先でXPにすべきか？しばし長考の上、下した結論はVista再インストールだが、極力ソフトを入れないことを目標にクラウドコンピューティングマシンに仕立てることを思いついた。

前々から書いているが、PCはソフトを入れれば入れるほど安定感が徐々に欠落していき最終的には不安定となってしまう。そこで今までは二つのマシン環境を全く同じように構築して、メインもMacBookもうり二つのマシンに仕立て上げていたのだが、今回からは別々の環境構築をすることにしたのだ。メインで使用しているマシンは今まで通りの何でも入り重量級マシンとし、MacBookの方はデータそのものも置かず、ソフトもクラウドコンピューティング前提にブラウザ程度と簡素化する。

とりあえずその目標に従ってインストールするソフトをギリギリまで絞ってみた。

・日本語入力環境ATOK
もう指が自然に反応してしまうのでこれ以外の入力方法は駄目と言っていいぐらい、体が受け付けないので必須の日本語入力ソフト。

・ファイル管理FileVisor6.4.7.1
これもATOKと同様にキーボードonlyマウス否定派の人間にとっては必須のソフト。自由自在に操ることが出来れば作業効率が数段アップすることは間違いなし。

・画像管理ソフトVix2.21
すでに開発停止で新版は望むべくもないが、動作速度のあまりの速さと実力の高さで未だに手放す気になれないソフト。

・ネット閲覧ソフトGoogle Chrome2.0
とにかく読み込みの速さで使い出したらお気に入りになってしまった。他のブラウザよりも一瞬早く画面を見られることが出来るのが最大の強み。

・音楽管理ソフトiTunes8.2
ネットワークディスクにデータを入れておけば家の中のどこにいても聴くことが出来る共有機能がとにかく便利。

と、入れたソフトはたったこれだけ。メールソフトはGmailで代替可能だし、PCにマイクロソフトのOutlookとExcelをインストールしなかったのも初の出来事。ネットの様々なアプリを使用してみたが、よほどハードな使い方をしない限りはもうネットソフトで充分エクセルの代わりは務まる。機能的に一番エクセルに似ているのはThinkfreeてがるオフィスだろう。見た感じエクセルそのもので、エクセルを使ったことがある人ならばスムーズに入っていくことが出来るぐらい操作方法が分かりやすい。

もちろん必要に迫られればアウトルックとエクセルは即インストールするつもりだが、果たしてこの必要最低限のソフトだけで日頃の業務をこなすことが出来るかどうか？そのうちに結果をまた書く予定です。

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