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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:┣ ■サイン-館名■
その建物、施設、ビルなどの名称文字を取り付ける場所というのはだいたい決まっているものだ。訪れる人に知らしめるため、あるいは通り過ぎる人に覚えてもらうためにはやっぱり正面入口付近に設置するのが一番。一体どんな所に付けてあるのだろうと関心ある方は左欄外の『サイン-館名』をクリックすれば、現時点で49話の建物や施設名称一覧が出てくるのでぜひとも参考にして欲しいものだが、ここに来て従来だったならば設置することがまず無理だった場所にも建物施設名称を設置する事例が増えている。 1枚目の写真。DUPLEX GINZA TOWER 4/9と建物名称の文字が空中に浮かんでいるのが見て取れるが、とても収まりのよい表現の仕方だと思った。遠目から近づくにつれてまさか文字が浮いているわけがないから、何かしらの支え棒があるのだろうとは思っていたが、目立ってはいけない、その支え棒の存在をとてもうまく消しており、デザイン的にも素晴らしい。LEDの進化と共に、こんなに小さい文字にまで照明を入れることが可能になったのだ。 全面ガラス仕上げの入口付近は極力すっきりとスマートに、そして綺麗に見せたいもの。その条件に合致する仕上がり方法として、この吊り下げ方式はとても有効に感じる。だからもしLEDが無かったとしたら、果たしてここに吊り下げることを考えたかどうかと問うたとき、答えは多分Noになるだろう。前述のようにその建物や施設名称を表す文字を設置する場所は、だいたいが場所は決まっている、が、正確な位置に関しては人によって微妙に異なるもの。でもこの建物の場合はここしかないという衆目が一致する場所に付いているのがお見事だ。 Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 2009年07月03日に掲載した『倶楽部PASONA・表参道の入口』 2007年08月09日に掲載した『銀座レストラン"ロオジエ"の入口』 2007年05月22日に掲載した『シックな吊り下げサイン』 2006年09月21日 表参道ヒルズ その1
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