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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2326)
カテゴリ:┣ ■サイン-新聞情報■
当ブログで三回に分けて紹介した江戸東京たてもの園。広大な小金井公園の一角に位置する都営の施設だが、その施設でなにやら魅惑の看板展が開催されると聞き訪れてみた。が、あいにくと展示室内は撮影禁止の張り紙が・・・・・その貴重な『カンバン・ハリガミ展』を紹介出来ないのはとても残念だがルールはルール。感想を少し書いてみると・・・ まずは結論から。訪問する前は専門性の高い展示会のように思われたが、実際はまるでその逆で老若男女誰でも楽しむことが出来る、とても素晴らしい展示会だった。それを生業としている私が文章を書いても説得力に欠けるので、たまたま立ち聞きした30歳前後のカップルの発言を紹介すると・・・ 『えっ、なに、これ、おもしろいじゃないの・・・・・』 『へえー、看板ってこんな風になっているんだ・・・・』 『いままでマジメに見たこと無いけれど、でもちゃんと見ると楽しいね』 『なんか、ちょっと懐かしい感じ・・・・』とまあこんな会話が続いている。 私も初めて目にする製品や写真がずらりと掲載されており、まさに百聞は一見にしかずと言っていいだろう。それにしても一般の方々から専門職の人たちまでも楽しませる構成力と見せ方には思わず拍手したくなるぐらい。入園料金は忘れてしまったが、確か400円前後。屋外に展示されている数々の歴史的建造物と併せて休日をゆったりと過ごしたい方には絶好の散策ルートだろう。是非一度訪れることをお勧めしたい。 ■■ 特別展 魅惑のカンバン・ハリガミ展 ■■ ■会期:2009年6月13日[土]~9月27日[日] ■会場:江戸東京たてもの園 展示室 ■共催:東京都 江戸東京たてもの園 きて!みて!きいて! カンバン・ハリガミの世界へようこそ 私たちの暮らしを取り巻く華やかで美しく、時にユーモラスな看板や貼り紙たち。本展覧会では、豊富な資料とともに、その歴史と実態に迫ります。江戸時代から昭和40年代までの看板や幟(のぼり)にみる多様なデザインと力強いメッセージ。路上観察学会の諸氏が集めた不思議で、奇妙で、素敵な看板・貼り紙の数々。これらが所狭しと並び、皆様を魅惑のカンバン・ハリガミワールドへと誘います。 路上観察学会とは・・・ 1986年、赤瀬川原平(画家・作家)、藤森照信(建築家・建築史家)、南伸坊(イラストレーター・エッセイスト)、松田哲夫(編集者)、林丈二(エッセイスト・明治文化研究家)らを中心に結成される。カメラを片手に町なかを歩きまわり、路上から観察できる「ズレたもの」、「おかしなもの」、「ふしぎなもの」を探索する人々が集う。 Googleマップ ストリートビューで見たい方はクリック 関連記事 ●2008年11月12日 ●古き良き時代の『江戸東京たてもの園』-その3● ●2008年01月22日 ●古き良き時代の『江戸東京たてもの園』-その2● ●2008年01月17日 ●古き良き時代の『江戸東京たてもの園』-その1●
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