2009年08月30日に掲載した『シャープNetWalkerが発表された』の日記の中でも書いたが、期待度はかなり高いNetWalker。携帯電話とiPod touchなどがあれば正直無くても困ることはないけれども、やはりこの手のモバイル機器はあればあったで便利。工人舎のPM1WX16SAとどうしても比較してしまうが、なんと言ってもZaurus後継機種への期待とUbuntuOS搭載は魅力的だ。すでにネットなどでその仕様は克明に記載されているので今さら書いても仕方ないが、個人的な希望は以下の通り。
起動迅速・動作快適・操作簡単
国語辞書・漢和辞書・英和和英辞書搭載
通信機器内蔵
クラウドコンピューティング志向が強いこと。
ネットを巡回しているとすでに使用感が多数アップされてはいるが、やはり自分の目で確認することが大事と、早速大手家電量販店に行ってみた。実機が数台置いてあるので早速触ってみたが、拍子抜けしたのが各所で言われているキーボードの押打感。今までPCは何十台買ったか分からないが、基本的には付属品のキーボードをそのまま使用し、気に入らないからキーボードを買い換えたことは一度もないぐらい純正品をそのまま使用している。それぐらいキーボードには頓着がないのだが、このNetWalkerのそれはあまりにも押打感がなくてもう少しなんとかならんかいなと思ってしまった。
メインPCはともかくサブマシンでは同期がめんどくさくて使用するのを止めてしまったメールソフト。以来複数台あるサブマシンではGmailを愛用しているのでブラウザの起動速度はとても大事だが、そのFirefoxの起動速度が遅い。使い方は人それぞれだろうが、おそらく多くの人が多用するのがブラウザのはずなので、ここはもう少し改善して欲しいものだ。それとあと起動が遅かったのがOpenOffice。あればあったでExcelファイルを確認するのに便利なのだが、これも要改善。
が、画面の綺麗さと文字の読みやすさはさすがシャープと思わせるだけのものはあるので、一度起動してしまえばさほど不満はなくなる。この小さい画面で見やすいのはLCフォント使用が大きいと思われるが、このあたりはちょっとZaurusを彷彿させるぐらいに出来がいい。15分程度の時間で感じたのは動作は快適で慣れれば操作もしやすいと思うが、一番の問題はなんといっても価格だ。
店頭価格4万円となると、個人的には好みのNECネットブックLaVie Light BL310/TD6B PC-BL310TD6Bとほぼ同じ価格だ。上記に掲載した国語辞書・漢和辞書・英和和英辞書を搭載、さらにWiMAX&Bluetooth対応でようやく土俵に上がれるかどうかといったところのような気がする。だったらもう少し奮発して工人舎のPM1WX16SAにするか、3万円まで値下がりするのを待つか?ちょっと対応を考えなくては。
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