秋葉原と言えば万世橋、万世橋と言えば秋葉原を連想してしまうぐらいに切っても切れない関係だが、その万世橋のたもとに駅が在ったと知ったのはつい最近の出来事。昨今の秋葉原ブームのせいか様々な雑誌週刊誌でその特集が組まれるようになってからだ。
秋葉原関係の地理に詳しい方がなら想像がつくだろうが、やはり万世橋界隈に駅が在ったとしてもお茶の水・秋葉原・神田駅が隣接しているとどうしても存在感は薄くなってしまう。だからというわけでも無かろうが、太平洋戦争中に休止していることがWikipedia(ウィキペディア)に記述されている。
さて江戸東京たてもの園の東ゾーンを歩いていると何やら愛らしい形の交番を見つけた。古き良き時代の木造小学校の雰囲気を漂わせる内装の仕上がりと、絵になる外観の佇まいがとても新鮮でちょっと見とれてしまった。これぐらいの面積だったら今でも万世橋のたもとだったら何とかなるし、そういえば旧万世橋警察署があったところは未だに有効活用されておらず空き地のまま。江戸東京たてもの園から再び元の地に移設するのも悪くないかもしれない。
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